ちきゅぼう
こんばんは。渋井です。
このすばゲームEDまでやりましたので完走の感想を。
結局のところ所謂「エロのないエロゲ」だったので、好きなキャラを選択して親愛度を高め、最後に1番親愛度の高かったキャラのルート入り、エンディングを迎える・・という知る人には知りすぎる構図。他と違うのは、親愛度は可視化されているのと、親愛度が動くイベントはとてもわかりやすいので、簡単に意図したルートに行くことが出来る事ですかね。
でもって自分は1章で選択して感じた尊さを引きずったまま、クリスルートを選択。アニメではすっかりパンツ奪われキャラとしてしか出番のなかった子ですが、いざしっかりストーリーに絡んでくるとかなり可愛かったです。
それよりまず、ストーリー全体についてですね。CMで謳っていた通り「パンツお返しアドベンチャー」なんですけど、まさにその文面通りで、ただひたすらカズマがパンツを(不本意ながら)盗んでは、その持ち主へパンツを返却し、(何故か)ちゃんと返せたご褒美として、カズマのあんな夢やこんな妄想を叶えてもらえます。ホンマ謎設定。カズマ優遇され過ぎ。見てるこっちが恥ずかしくなるわ。5章まであるんだけど、それぞれご褒美の内容も違って、「シーン回収」なんて作業も捗りそうですね。
ちなみに、パンツをちゃんと返せないとお仕置きを受けるんですけど、1度そっちのルートに入ってしまったんですけど、あれ全然お仕置きじゃないです。ちなみに食らったのは3章。選択したキャラはゆんゆんだったんですけど、一緒の布団に入って手を繋いでましたね。お仕置きとは？ゆんゆんの希望を1つ聞いた形なのでカズマからのお願いではなかったんですけど、完全にこれご褒美でした。その後、やり直して3章クリアした時も、ご褒美にゆんゆんを選んだんですけど、ぶっちゃけお仕置きパートの方がご褒美だったレベル。お仕置きとは？？
ストーリーの展開については、アニメを見たことのある人ならアニメ通りと思ってもらって結構です。金と知恵の無い4人のパーティに、今回は紅魔族でぼっちのゆんゆん、盗賊でパンツ盗られるクリス、実は魔王軍幹部で貧乏商人ウィズを加えた7人で、金儲けのため奔走します。そこにパンツを盗られた子がいるので、それは誰なのかをストーリー中の発言や態度の変化から推理して、章の最後に行われるパンツ裁判で決着を付けます。推理とは言っても、実質答えを言ってるようなヒントばかりなので、逆転なんとかの様な裁判ゲーみたいな心構えをする必要は全くありません。何せこのすばですから。硬っ苦しい事はしません。パンツ裁判を終え、持ち主に返却できるとご褒美イベントが発生します。これはパンツ盗まれてしまった人のではなく、6人の女性陣の中から誰か1人を選んでご褒美を受けられるというもの。つまり、5章全部同じ人を選んでもいいし、いろんな人を選んでもいい、という訳です。そしてこのご褒美イベントこそが親愛度を上げるイベント。ご褒美を貰うべく選択した子の親愛度がグッと上がります。つまり、誰かのエンディングを見たいのであれば、その子をここで選択すれば良いのです。普通に行けば、2章分選択すればその子が1番親愛度は高くなるでしょうから、上手く調整して下さい。自分はクリスルートと言いましたが、ご褒美イベントでクリスを選択したのは2回でした。正直途中まではエンディング誰にするか悩んでた。
それではクリスの魅力について。基本的にはどちらかと言うとクール目の、イロモノだらけのこのすばでは珍しいまともなタイプのクリス。アニメではあまり登場しなかったため、原作を読んでない()自分的には元々気になっていたキャラではあったんですけど、いざ1章をやり、なんとなく選択してみたクリスのご褒美パートを見て評価は確定。この子、普通に可愛いです。と言うのも、他のメンバーってどこか普通じゃないじゃないですか。アクアはわがままのプライド高い駄女神、めぐみんは筋金入りの厨二病のロリっ子、ダクネスは救えないレベルのドMで。一応めぐみん推しを自称してましたが、今回に限ってはパーティの3何は最初から考えてませんでした。すまん。
それからは評価基準として2章でウィズ、3章でゆんゆんをそれぞれご褒美パートで見た上で、結果1番印象の強かったクリスパートを4章で選択し、親愛度をトップにしたんですけどね。とにかくこの世界見てると、普通の可愛さが欲しくなるんすよ。不意に見せる笑顔やちょっと照れた顔がたまらん。
キャプチャ撮れたんでこちらにも。(1/16追記)
あと、元々幼馴染属性が好きなんですけど、なんと言うかちょっとそれに近い物を感じられました。
満足度的にはかなり高いです。当然、このすばだからという贔屓目はありますけど、それにしてもこういうキャラゲーをストレスなく出来たのは初めてですし、他のキャラのシーン埋めもしたいなと思えているので、心内評価は高いものと思ってます。まあストーリーはほんとにご都合主義のめちゃくちゃですけどね。それはこのすばですし、仕方ないです。それでは。
