渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【098】2018年シーズン展開予想 パ・リーグ編

何が起こるかわからないのが野球です。

 

 

こんにちは。渋井です。

大きな戦力移動も大体済みましたのでここらでやっときましょう。

 終わってみれば'17年もソフトバンクは強かった。シーズン中に表ローテ格の投手3枚(#41千賀#30#18武田#21和田)と4番のキャプテン#1内川が抜けても勝ちを重ねられているのは、さすがの戦力層です。12球団に育成の色が強くなっているのも、ソフトバンクの影響が少なからずあるでしょう。しかしシーズン頭からずっと勝ち続けられていたわけではなく、むしろ最初の方は楽天がとんでもなく強かったですよね。1番#5茂木・2番#54ペゲーロの破壊力抜群の上位打線を筆頭に、#14則本#11岸#31#15美馬の先発三本柱や中継ぎルーキー達の熱投もあり、「今年は楽天か」と思ったファンも少なくなかったはずです。しかしその裏で快進撃は長く続かないと予想するファンも少なくなく、実際首位のソフトバンクはおろか#33山川#6源田#44#5外崎ら若手野手の台頭により成績を伸ばした西武にも順位を抜かれフィニッシュ。各球団にそれぞれの時期に戦い方の反省点・改善点はあるはずですので、その点も考えながら、来季メンバーと合わせて考察して行こうと思います。

 

 

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まずは昨年覇者のソフトバンク#4川島#52川崎両名の契約更改が実はまだらしいのが少し不安だが、それ以外は盤石の布陣と言える。

注目選手は投打に昨年飛躍した#29石川#51上林。この2人が安定した成績を残すようになると、より他球団は苦戦を強いられるだろう。さらに、高齢化が進む内野のポジションに一石を投じられる若い野手が台頭してくれば、いよいよ隙は無さそうだ。個人的には#55茶谷#68三森に期待しています。

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昨年2位の西武。2位を勝ち取ったものの、CSでは初戦での大量得点により先手を取ったものの、勝ち切れず2連敗でシーズン終了。後味は悪かっただけに今季のリベンジに燃える。

何といっても課題は#16菊池の次の先発2番手を含めた総合的な投手力。FA移籍の野上の人的補償で獲得した#20高木勇人へは、通常の人的補償選手よりいくらか多くの期待がかかっている。また、中継ぎ投手もメジャー移籍の牧田・退団のシュリッターの穴は小さくなく、新外国人の#12ワグナーや、昨季多くの登板を重ね日本代表入りもした#25平井#23野田らのフル回転が必要不可欠だ。

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今季どこよりも優勝へ向ける意気込みが強いのが楽天であろう。1月4日に急逝した闘将・星野仙一監督時代の2013年以来の優勝を、誰もが信じている。

戦力は申し分ないので、あとは怪我人をいかに少なくシーズンを過ごせるかであろう。毎年どこかで離脱してしまう#5茂木がカギになりそうだ。今回1番打者に予想させてもらった#9オコエも例外ではない。昨季打席は少ないながら打率3割を記録したのが、打席数を増やしても維持できたのなら、パ・リーグ1の打線を誇ることになりそうだ。その打線をバックにこれだけ豪華な投手陣が居れば・・・。先発に限ればまだ#17塩見#20安楽#21釜田らもいるので、少しの離脱では困ることにはならなさそうだ。

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今季のパ・リーグをかき乱すとしたらオリックスでしょう。戦力は投打ともに平均以上はあると思いますし、平野のメジャー移籍で抜けた抑え投手を#17増井の獲得により解決、先発にもドラフト1位で#29田嶋・2位で#30K-鈴木と即戦力を2枚獲得。2014年のような大波乱を起こすかもしれません。

今年は#12マレーロが最初からいるというのが大きいでしょう。他球団からの攻め方は厳しくなるでしょうが、前が#34吉田、後ろが#9ロメロなら誰と勝負していいかわからないものです。カギとなるのはその前を打つ1番打者でしょうか。こちらでは期待を込めて#5西野としたが、その時調子のいい選手で良いと思います。

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投打の要・大谷翔平をメジャー移籍で欠き、昨年シーズン途中でメンドーサ・谷元が抜け、このオフFAで大野と増井を放出、とチームが変わりつつある日本ハム。昨年オフにトレードで獲得した#33大田が一定の成績を残せたこと、そして前人未到の打率4割へ向けて#8近藤が挑戦できそうなことがせめてもの好材料か。

今季すぐに優勝、日本一とするためには#16有原#14加藤ら先発投手にエース格が現れる事、そして#6中田#5レアードらの打撃復調が不可欠。早くに優勝争いから撤退して、「育成の年」と割り切ってしまってもそれはひとつの策だとは思うが、やはり試合に勝ってこそだと思うので、若い力で奮闘してほしい。

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前半戦は歴史的なシーズン大敗記録を噂されるほど苦しいシーズンだった2017年のロッテ。監督も新たに心機一転、巻き返しを計りたい。

こちらも#54ペーニャの契約がまだ決まっていないらしい。外国人野手は既に1人獲得しているらしいが、ペーニャはその上で必要戦力だと思うが、果たして。ここ数年固定できていない一塁手のレギュラーもそろそろ欲しいところだ。投手は何といっても#12石川の復活が望まれる。勝敗を逆転させるほどの成績を残せれば、十分勝ち上がれるチームだと思う。これに#16涌井が残留することになれば更にパ・リーグを面白くしてくれそうだ。

 

 

と、ここまでピックアップしてきたが、ここで大々的に順位予想を公開しようと思います。

 

1.ソフトバンク 2.オリックス 3.楽天 4.ロッテ 5.西武 6.日本ハム

 

まず1位のソフトバンクはこれは仕方ない。でもそんなに2位以下との差は開かないと思っています。そして2位から5位までは割と接戦をすると思います。6位日本ハムは正直、あまりポジれる要素が少ないので・・・すみません。

ところで「コイツ西武推しブログのくせに5位予想かよ」って所。応援してるチームほど弱点が見えるんですよね。そして隣の芝は青い。こればっかりは仕方ない。そんなに理論的な予想ではないので、あまり言及しないでくださいwそれではこの辺で。しぶ。