渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【119】2018・埼玉西武ライオンズ GAME.003【テレビ観戦】

スイープをかけた開幕カードGame.3です

 

 

こんばんは。渋井です。

GAORAの近藤祐司さんの実況を聴くと、自分もそれを言葉を使いたくなる。

 

4月1日 14:00~Game:003 vs Fighters 3回戦@札幌ドーム

Starting Line-UP

 

【先攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

60 3B 中村剛也

 5 RF 外崎修汰

99 DH エルネスト・メヒア

27 C 炭谷銀仁朗

 8 LF 金子侑司

54 P ブライアン・ウルフ

【後攻:北海道日本ハムファイターズ

 7 CF 西川遥輝

 8 LF 近藤健介

 5 3B ブランドン・レアード

 6 1B 中田翔

 4 DH オズワルド・アルシア

12 RF 松本剛

58 2B 横尾俊建

38 SS 石井一成

10 C 清水優心

14 P 加藤貴之

 

・オーダー変更点

西武:5番 C森→8番 C炭谷 6~8番がそれぞれ繰り上げ

日本ハム:1・4番以外。

 

 【渋井の戦評】

 

 2018年、「打ち勝つチーム」として旗が上がったライオンズの中で、最高の打ち勝ち方で2連勝した昨日までの試合から、ゴロを打たせる投球を持ち味とするウルフが登板することで、守りきる野球が出来るかが試される今日の第3戦。

相手先発はオープン戦絶好調の加藤貴之。ここまでの2戦は新加入の外国人投手が先発していたため、お互いに知る相手同士の対戦が初めてとなる。

その加藤は立ち上がりから万全の状態を見せつける。初回の3番・浅村に安打こそ許すが、次の4番・山川から、2回の7番・メヒアまで4者連続三振を奪う。3回には1アウト3塁から、1番・秋山の右飛でタッチアップを狙う走者を、ライトを守る松本が好返球でアウトに取り、加藤を守備でも盛り上げる。

加藤に早く先制点を援護したいファイターズ打線は、初回からランナーこそ出すものの、最後の1本が出ず無得点が続く。3回裏には9番・清水、1番・西川の連打で1アウト2塁のチャンスを作るも、この日打順を上げた2番・近藤、3番・レアードが凡退。好機を活かす事が出来ない。

 

そんな中先制したのは今日もライオンズ。今日も5回表に、今日も先頭の外崎からの攻撃が決まり、一挙に3点を取る。

 (これツイミスです。外崎は今日は6番。メヒアと金子の間に8番の炭谷が右飛を打って、2塁走者の外崎が三進しています)

金子侑司はこれが今季初ヒット。ここまでも犠打や盗塁等、9番打者の仕事は出来ていたが、やはり.000よりは数字が入った方が良い。

見るからに連打しているんだが、随所に走塁が活きているのが目立つ。下位打線からチャンスが続くと、いやらしく攻撃できるのはこの打線の強み。

 

かえって3点の援護をもらったウルフは6回にピンチを作るもここも要所を締め、無失点で切り抜ける。この開幕カードは先発投手が良く働いてくれました。3人ともQS*1を達成。

その後は、8回裏にファイターズの4番・今年からキャプテンに就任した中田翔にホームランを打たれるも、9回表に源田がダメ押しのタイムリーを放ち、最後はクローザーの増田達至が試合を締めて試合終了。

 

【試合結果】

西 000 030 001 | 04 09 0

日 000 000 010 | 01 09 0

 

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

54 ブライアン・ウルフ 先発~6回終了

被安打8 四死球0 奪三振1 球数93

48 武隈祥太 7回頭(7番・横尾)〜7回終了 

打者5人 被安打0  与四死球2 奪三振2

※2試合連続登板

25 平井克典 8回頭(3番・レアード)〜8回終了

打者4人 被安打1 被本塁打1(ソロ・中田翔) 奪三振0

※3試合連続登板

14 増田達至 9回頭(7番・横尾)〜試合終了

打者4人 与四球1 

※2試合連続登板

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:外崎・金子①

2本:源田②・炭谷

3本:浅村①

【連続安打・連続無安打情報】

連続出場・連続安打継続選手

3試合:源田(1,3,2)・浅村(1,1,3)

出場試合連続安打継続選手

2試合:森(2,1,-)・炭谷(2,-,2)

1試合:栗山(1)

出場試合連続無安打

2試合:中村

 

【総評】

ナイスゲーム!!!!!!!(3試合連続)

ぼくはナイスゲームとしか言えなくなってしまうのだろうか。いや、それならそれでいいんだけど。先発投手が試合を作る、野手が先制点を取る、中継ぎ投手がリードを守る、ダメ押し点を取る。3試合ともこの理想の動きが出来ているのが凄い。もしかしたら、今年のライオンズは強いのかもしれない。

次回の試合は4月3日火曜日、ホームグラウンドに帰ってきて、前年覇者のホークスを迎え撃ちます。現地行きます!!それでは。

 

 

 

*1:クオリティスタートの略。

先発投手が6イニング以上を3失点以内に抑える事。

7イニング投げても4失点したらつかないし、2失点に抑えていても5イニングしか投げていなければ付かない。

主にメジャーリーグで、安定して試合を作れる先発投手を見極める際に使われる指標。