渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【141】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.020【テレビ観戦】

昨日は雨天中止でした(事後通達)

 

 

こんばんは。渋井です。

昨年1年通して1勝しかできなかった地での一戦

 

4月25日 18:00~Game:020 vs Hawks 3回戦@福岡ヤフオク!ドーム

Starting Line-UP

 

【先攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

10 C 森友哉

 5 3B 外崎修汰

 1 LF 栗山巧

99 DH エルネスト・メヒア

 8 RF 金子侑司

47 P ファビオ・カスティーヨ

【後攻:福岡ソフトバンクホークス

46 2B 本多雄一

51 RF 上林誠知

 9 CF 柳田悠岐

 1 1B 内川聖一

54 DH アルフレド・デスパイネ

27 LF ユリスベル・グラシアル

 3 3B 松田宣浩

 2 SS 今宮健太

62 C 甲斐拓也

44 P リック・バンデンハーク

 

【ライオンズ  オーダー変更点】

5番:DH森→C森

8番:C岡田→DH メヒア

 

 【一軍・二軍入れ替え情報】

・一軍昇格

30榎田大樹(中継ぎ要員)

・二軍降格

15大石達也(再調整)

 

【渋井の戦評】

 昨日の先発予告は十亀でしたが、雨天で流れた今日の試合は先発予定をスライドせず、当初の予定通りカスティーヨが先発。十亀は明日の試合に回るようです。おそらく当初の明日の先発予定だった榎田がそのまま中継ぎで調整登板のような形を取るための1軍登録でしょう。

さて、福岡での試合。思い出したくない去年の話をしましょうか?昨年ホークス主催で福岡ヤフオクドーム北九州市民球場で行われた、このカードのライオンズの戦績がなんと1勝11敗。この地だけで10の借金を抱えているのです。これはきっちり年を越して返済しないといけないですね・・・利子も付けた方が良いですよね・・・・・・

 

 試合。相手先発バンデンハークが序盤から球数を多く使うピッチング。苦しそうなところを野蛮な山賊打線が襲い掛かる。3回表、先頭の8番・メヒアが三遊間への内野ゴロをイノシシのような激走による内野安打で出塁。しかし、この打線で唯一山賊ではないニンゲン、9番金子が犠打を失敗し1アウトを献上するも、秋山・浅村が猛禽類顔負けの鋭い眼で四球を選び、ウホウホ長打マンの4番・山川のライトホームランテラスへの一撃で今日も下品に4点を先制。さらに饅頭泥棒の5番・森友哉がヒットで出塁すると、6番のフラメンコ外崎がレフトポール際にテラスラン。6点の暴力をふるう。6回表にも下位打線からチャンスを作ると、2番・源田、3番・浅村の連続タイムリーと、4番・山川に今度はスタンドへ入るホームランが飛び出しこの回も6点の暴力点を取ればいいと思ってるとはまさにこの事。

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山川穂高さん、連続四球記録が11試合で途切れる。

先発の暴れ馬、カスティーヨも打線についた火を浴びるように、150km/hを超える速球を連発。6回裏には投げる球ごと暴れ出し、4つの四球とタイムリーヒットで2点を吐き出し。ここに消火班のニンゲン・野田昇吾が落ち着いてこの火を処理。被害を最小に抑える。7回からはクロスファイアの使い手、榎田大樹が登板。2イニングの登板ながら、先発・カスティーヨと同じ4三振を奪う熱投を見せ、順調な仕上がりを見せつける。9回の伊藤はこれまたニンゲンだった、という事で。8・9回共に一二塁間の山賊が2人ともエラーすんのが悪いよ~。

 

 

【試合結果】

西 006 006 000 | 12 10 2

ソ 001 003 002 | 06 08 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

47 ファビオ・カスティーヨ 先発〜6回途中

打者26人 被安打4 与四球7 奪三振4 失点4 球数121

23 野田昇吾 6回途中(9番代打・明石)~6回終了

打者2人

30 榎田大樹 7回先頭(2番・上林)〜8回終了

打者9人 被安打1 与四球1 奪三振4

36 伊藤翔 9回先頭~終了 

打者6人 被安打3 失点2 自責点1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:秋山・源田①・浅村②・森・外崎②・松井

2本:山川⑦・メヒア

 

【連続安打・連続無安打情報】

連続出場・連続安打継続選手

5試合:源田(1,1,2,2,1)

4試合:山川(1,2,1,2)

3試合:浅村(3,3,1)

2試合:秋山(1,1)・森(1,1)

出場打席連続安打継続選手

1試合:岡田(3,-)

出場試合連続無安打

3試合:木村

2試合:金子・炭谷

 

【総評】

金子侑司さんよ、打席でも山賊になれ。

今日はちょっと言及したい。今季の金子さんには僕は常々「安打を打つ技術以外は優秀な選手」というやや皮肉がかった表現をしてきた。これは裏を返せばそれ以外の守備・走塁・バント・進塁打と言った最低限の役割はこなせる選手という評価だった。これは「9番」という打順のおかげでもあるが、それだけでも十分レギュラー起用に価値のある選手なのだ。しかし今日は、その金子が2度の犠打失敗。1度は本文中にも登場した、0-0での3回表無死1塁。最初はセーフティ気味にバントを試みるいつもの形だったが、これが失敗。次の球は最初からバントの構えでバントするも、小フライとなりアウト。2度目は5点リードの6回表、四球2つで無死1・2塁の場面。1塁走者はメヒアだったため、最低限でもランナー入れ替えの1・3塁、と思っていたがここで最初にセーフティ気味のバントを敢行。しかしこの球を見逃してストライクを取られる。結局ヒッティングに切り替えるも、レフトへのフライに倒れるのであった。

金子侑司さんよ、貴方の野球選手としての魅力は何だ。

貴方が2016年に獲得したタイトルは何だったか。球界随一のその脚力で掴んだその賞は何だったのか。もう一度思い出してほしい。現状何がしたいのかが分からない打席が目立つ。安打を打てない選手への風当たりが強くなるのは仕方ない。それでも、それ以外の仕事をこなす選手の事は、必ず誰かが見ている。当然監督も、その部分を期待して我慢して起用し続けているに違いない。打撃の意識改革を求めます。奮起せよ、金子侑司。

 

以上。5連勝じゃああああああああああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!