出会って4打席で失点
こんばんは。渋井です。
「聞いてないんですけど？！」とは言わせません。
6月14日 18:00～Game:059 vs Swallows 3回戦@メットライフドーム
Starting Line-UP
【先攻：東京ヤクルトスワローズ】
23 CF 青木宣親
60 2B 三輪正義
42 LF 坂口智隆
4 DH ウラディミール・バレンティン
41 RF 雄平
5 1B 川端慎吾
3 SS 西浦直亨
52 C 中村悠平
51 3B 藤井亮太
45 P デービッド・ハフ
【後攻：埼玉西武ライオンズ】
55 CF 秋山翔吾
6 SS 源田壮亮
3 2B 浅村栄斗
33 1B 山川穂高
5 RF 外崎修汰
99 DH エルネスト・メヒア
60 3B 中村剛也
37 C 岡田雅利
8 LF 金子侑司
21 P 十亀剣
【渋井の戦評】
先発は十亀とハフ。お互いに初回に1点を失い、3回にも1点ずつ失う不安定な立ち上がりとなったが、何より1回表の1番・青木のセンターフライを秋山が見失ってランニングホームランとしたシーンが衝撃だった。笑劇でもあった。先頭のさあ、ここから試合が始まるぞ！と気合を入れたところでこれはねえよ。秋山は4回裏に勝ち越しタイムリーを放ちなんとかミスを取り返す格好は取ったが、それでもじゃあその1点で見過ごしてやるかと言う気にはならない。ミスはミスだ。これは何処に言ってもしょうがないのだが、失策も付いてないのがタチが悪いんだよな。
後輩達は「秋山さんのミスを取り返さなきゃ」と言わんばかりに頑張っているんやで #seibulions
— 渋井なっち@6/22-24仙台 7/6-9関西 (@1s_God) June 14, 2018
1回・3回は、どちらも先頭の1番・秋山の凡退の後、2番・源田、3番・浅村の連打での得点でした。
6回にアップルパンチで追加点をとり、7回裏終了時点で2-4の2点リード。十亀の球数はこの時点で105。8回表の先頭打者は3番・坂口からです。皆様ならどう考えますか？どうやって、残りの2イニングを抑えて、勝ちに繋げますか？？わかりやすく、ここで皆様に選択肢を提示します。皆様はこの2イニングだけライオンズの監督です。最善の決断をしてみてください。
※ここからの各投手へのコメントは僕の感想、というよりは各投手の特徴紹介です。当然主観は入りますが。フラットな目線と思って下さい。
1.十亀剣 続投
今シーズン最多の球数は126。100球前後でのスタミナ減少を考慮する必要は無く、クリーンナップから始まる相手強力打線に、最後の力を振り絞ってもらう。
難点は、5回裏・6回裏を共に味方のファインプレーに助けられて終わっている点。立ち上がりが悪い、とは言ったが、そこから尻上がりに調子を修正していった、とは言いにくい。現状の中継ぎの不安を考えたら続投が正解な気もするが、ここでチャンスを作られてしまうと、ピンチを火消しする中継ぎもいないため、十亀にかかる負担はとても大きくなる。
2.勝利の方程式 ワグナー投入
以前登板過多を指摘したワグナーだが、ここで使わずしていつ使うのか。セットアッパーを任せている投手なんだから、当然機会が来れば登板が多くなるのも仕方ないじゃないか。接戦で勝ち試合の多い証拠とも言えよう。
難点は、昨日失点してる事ですね。5点差があった8回に登板して、3四球と大荒れ。打たれた訳でなく、自滅している点が印象が悪い。新たにセットアッパーを任せられる投手を用意する必要も、そう遠くない時期にやってくる。
3.新セットアッパー・大石達也
ここまで登板は2と少ないが、大宮での一軍復帰登板は文句なしの三者凡退。2017年に20試合に登板して防御率0.93を記録したマジカルストレートの持ち主に、一度重要な場面を任せてみてもいいのではないだろうか。
難点は、どうしても怪我明けの投手なので、今後を考えても、ワグナーのように連投をさせるわけにはいかないため、使い勝手がやや悪い点。大石が定着したとしても、もう1人はこのポジションを投げられる投手がいないと、怪我の再発は怖い。もちろん、今日の試合に限った話で言えば、この話は関係無いのだが。
4.一人一殺 新左キラー・小石博孝
これはもう苦肉の策の中の苦肉の策。野田昇吾さんが担うはずだった対左打者ワンポイントに、ここまで先発が崩れたり、ロングリリーフを主に任されてきた小石を配置転換する。現状ブルペンに控える左投手は小石1人なので、その利点をここで最大限生かす。左打者の3番・坂口を抑えたら、右の長距離砲の4番・バレンティンを避けて5番・雄平、6番・川端の左打者2人を迎えるべきだろう。
難点は、小石がさほど左打者を得意としているとは思えない事。どうしてこうもうちの中継ぎ左腕は左打者が苦手な投手が多いのか。中継ぎの役割を組みにくい一因にもなっている。
5.これぞ「新助っ人」 ヒース抜擢
5月中旬に緊急補強したヒースに重要な場面を任せる。即ち開幕時にはチーム作りを失敗した事実を認めることになる采配。しかし、もう開幕当初の中継ぎ構想からは、早々に怪我離脱した高橋朋己、キャンプ・オープン戦で期待を込めた中塚・伊藤、不調で二軍に落とされた平井・野田・武隈とすでに崩れまくっているので、今更そんなプライドは必要ないだろう。
難点は、まだ実力が未知数であるが故に、今後正体表す可能性や、相手の研究により弱点がばれて撃ちこまれるケースも考えられる点。可能性に賭ける、と言う点では1番当てはまりそうだ。
この4名に、今季登板数が1の南川・田村両投手と、それこそ正体表してきた松本直晃、そしてクローザーを担う増田達至の4名を合わせた8名が、現在の1軍ブルペンメンバーです。誰を起用してみたいですか？？
誰も起用したくないですか？？？そうですよね。分かりますよその気持ち。ぼくだって嫌ですよこんなブルペン。采配する方が頭抱えますよね本当に。ちなみに現実では十亀が8回のマウンドに上がる、上記選択肢では1番の策を取りました。そして、その項でも懸念していたピンチを作ったところ、はっきり言えば坂口・バレンティンに四球、二塁打で1失点したところで降板しました。最悪のパターンです。出てきた投手はワグナー。彼もまた、雄平・川端に2連打を浴び降板。このパターン見覚えがありますね。ええ、6月2日に登板後5連打を浴び降板した野田昇吾、6月9日に登板後3連打を浴び降板した平井克典。結局彼らの失敗から、我々は何も学ぶことなく、中継ぎ投手を1人ダメにしたのです。なーにやってんだかな。ここで登板するのが大石達也です。この時点でこの回3人目の投手ながら、無死1・2塁。スコアは4-4。絶体絶命です。まずは7番・西浦のバントから始まります。相手からすれば、1点でもリードすれば良いわけですから当然です。しかし、このバントを、大石のフィールディングで三塁でアウトを取ります。ここでようやく1アウト。このアウトで流れを掴んだか、大石は続く中村・藤井からもアウトを奪い、火消しに成功しました。8回裏終了時、4-4です。なんとか首の皮一枚繋げました。
と、思ったのも束の間。相手3番手・近藤一樹相手に2三振含む三者凡退。9回表の選択を余儀なくされます。先ほどの中継ぎメンバーから、ワグナー・大石を除いた6名の中から、9回表のマウンドを託せる投手を選んでください。あなたが監督ですよ。選んでみなさいよ。ほら、早く。
6.安定感抜群の鉄腕守護神 増田達至
ほら、データも上げますよ。選びなさいよ。誰が良いか、ええ？？
昨日、このブログのせいで増田の印象が打たれるイメージしかないと言われました。ぼくは言いたい。
このブログから以外でライオンズを知ったとても、増田達至さんは打たれるイメージしかつかねえよ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
【試合結果】
ヤ 101 000 022 | 06 13 0
西 101 101 000 | 04 10 0
【投手成績(ライオンズのみ)】
21 十亀剣
投球回7 0/3 打者31人 被安打7 被本塁打1(1回青木・ランニングホームラン) 与四球4 奪三振2 失点4 球数113
12 ニール・ワグナー
投球回0/3 打者2人 被安打2
15 大石達也
投球回1 打者3人
14 増田達至
投球回1 打者7人 被安打4 失点2
【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】
1本：岡田・金子侑
2本：秋山①・源田・浅村②・外崎①
3本：
【連続安打・連続無安打情報】
連続出場・連続安打継続選手
3試合：源田(1,2,2)
2試合：秋山(1,2)・浅村(1,2)・外崎(2,2)
出場打席連続安打継続選手
3試合：岡田(1,-,-,-,1,1)
1試合：松井(1,-,-,-,-,-,-,-,-,-,-,-,-)
出場試合連続無安打
3試合：中村
2試合：森
【失策情報】
なし
【パワプロ2018 今日のLIVEシナリオ】
む～～～～～りぃ～～～～ #PS4share pic.twitter.com/Ka1RY6tjDY
— 渋井なっち@6/22-24仙台 7/6-9関西 (@1s_God) June 14, 2018
【総評】
見に行ったの今日じゃなくて本当に良かった！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
