ぼくだってみるんですよ
こんばんは。渋井です。
やはり国際大会と言うこともありますが、世間の注目度合いが違いますね。
6月19日 21:00~(日本時間) GroupH Game1 vs Colombia
Starting eleven
【日本代表】
1 GK 川島永嗣
5 DF 長友佑都
3 DF 昌子源
22 DF 吉田麻也
19 DF 酒井宏樹
7 MF 柴崎岳
17 MF 長谷部誠(C)
14 MF 乾貴士
10 MF 香川真司
8 MF 原口元気
15 FW 大迫勇也
(画像、乾選手の名前の漢字を間違えました。本文内の漢字が正しいです。)
【渋井の戦評】
てことでこのコーナーもやります。相手国のメンバーは、ぼくが全く理解していない事、名前の表記が調べていると結構揺れが多いので日本語で書けない事、言語を弄らずに書こうとするとフルネームがどこにも乗ってない事などを理由に省略させていただきます。1番はぼくの理解ですね。コロンビアで言えば、10番のハメス・ロドリゲスさんは名前を聞けば分かりましたが、その人がコロンビア代表である事、そして今日の試合に出られない状況である事などは中継中に知りました。知識はその程度のにわかと思って下さい。僕のこの試合の試聴、そしてこのブログを書く事の最大の意義は、そのスポーツを知らない人が観たら、どういう所を疑問に思うのか、という事を自分の野球観戦のマーケティングに繋げようとしている点です。ぼくは集中してサッカーを観ていますし、当然日本代表を応援している気持ちは変わりません。深いところに興味を持つためには、何を知りたい、と思うのか。ここが僕の注目点です。早速知りたいことはあります。
相手を含む選手の詳細です。
最初からつらい。試合開始したところで、誰がボールを持てばチャンスになるのか。誰にボールを持たせるとピンチになるのか。これが全くわからない。日本代表しか見ていないので、長友選手のサイド攻撃からのゴール前へのパスや、相手ゴール付近からの本田選手や遠藤選手のフリーキックなどの得点シーンは容易に想像しがちだが、それ以外の攻撃のパターンを知りたい。今日のメンバーで言えば、ほぼ名前しか知らない選手ばかりなので、今日を機に何が得意で、何が不得意そうなのかを見抜いてみたい。
試合はいきなり急展開を迎える。布陣の1番先頭の15大迫選手の突破からのシュートを止められると、そのこぼれ球が10香川選手へ。このシュートをディフェンスが弾いたのだが、これが腕に当たっていたのでハンドと判定。そしてこれがペナルティエリア内でのハンドだったため、日本代表がPK権を獲得。ここまではぼくも理解した。良い攻めだったと思う。ここで、そのハンドした選手に対してレッドカードが出されたのだ。ぼくの理解はここまでだった。なんかいきなりカードでたんやが??って感じだ。どうやらこの腕の出し方が故意である、と審判に判断されたらしい。そして、故意に相手のゴール性のシュートをハンドでキーパー以外の選手が防ぐ行為は、レッドカードに値するらしい。まあ何らかの罰則は与えられるとは思うが、一発退場とは思わなかった。この時点で開始から5分くらいだったので、残りの85分+を10人vs11人で戦えるらしい。これはもうだいぶ有利でしょ。その上でPK。このチャンスもしっかり10香川選手が決め、日本先制。
ここから更に数的有利を活かして攻めるのかと思ったら、意外と日本選手の足が止まりがちに。この時間が多分サッカーをあまり知らない人(自分含む)からすると嫌いな時間帯だろうな。実際ぼくもあんま好きではない。おそらくリスク管理でのパス回しなんだろうが、なんだかんだで相手に詰め寄られて最後に雑なパスをして相手にボールを奪われるとか、1対1になったところで詰め寄られてファールを取られないようなコケかたをして奪われるとか、とにかく相手ボールになるような印象がある。結局この時間帯に相手にフリーキックを奪われ、そのフリーキックでゴールとキッカーの間を守る壁の下を抜く絶妙なシュートを決められ、同点とされる。前半をここで終え、1-1。なんか数的有利って感じがしない終わり方だったなあ。
後半。最初から結構攻めの姿勢が多くていい。おそらく同点になった事により、「勝ち」を狙いに行った姿勢なんだろうなあと。サッカーに於いてリードを守り続けよう、という発想はあまりないのだろうか?例えば、2点を先行してしまえば、1点取られてもまだリードがあるじゃないか。1-0になった時点で守りに入ったのに、1-1になったら攻めはじめるのは、何かはっきりしないなあと言う印象。こういう戦略なのだろうか。そして、その攻撃はやはり実る。シュートを多く放ち相手守備を脅かす回数も増えたところで得たコーナーキック。このボールに15大迫選手が頭で合わせ、ポストに当たりながらゴールへシュウウウウウウウ!!!!超エキサイティン!!!!!!!!途中出場の4本田選手のコーナーキックもまた見事な位置に行ったわ。
この2点目が入ってからは、まあまた前半同様のストレスタイムに入るんだが、どうもコロンビアチーム全体もまたストレスタイムだったようで、プレーの精度がいくらか落ちてたように見えたな。途中出場した10番ハメス・ロドリゲスもやはり本調子ではないようで、日本の出場11人全員の精力的な守備の前に、後半は得点できず。日本の歴史的な勝利となった。
【試合結果】
日本 2 - 1 コロンビア
【得点選手】
前半6分 10香川真司
前半39分 20フアン・キンテロ
後半28分 15大迫勇也
【途中交代(日本代表のみ)】
後半35分 7柴崎岳→16山口蛍
【カード】
前半3分 6カルロス・サンチェス
後半19分 5ウィルマル・バリオス
後半41分 10ハメス・ロドリゲス
後半45分+ 1川島永嗣
【総評】
ナイスゲーム!!
下馬評では「厳しい」との声が大きかった日本代表に見えたが、終わってみれば勝利。「日本勝ったら○○してやるよ」民の多いこと多いこと。みんなちゃんとやりきるんやで??やっぱ試合のポイントは開始3分で相手が1人減ったところでしょうね。あれは体を張って防いでも結局PKで点入るなら、本当にただの無駄なプレーだったんだな。日本守備陣もおそらくそのルールは分かっているとは思うが、改めて今後気を付けないといけない。
あとはこれは素人目で申し訳ない気がするんだが、運動量が明らかに落ちる時間があるのはこれは仕方ないのか。日本特有の者なのだとしたら早急に改善するか、パフォーマンスの長続きしない人はうまく交代してほしい。せっかくパスを受けたのに、後ろにしか繋ぐところがありませんでした、が多く見受けられたな。もちろん相手の守備もある事だから、常に前へ前へではぶつかってしまうが、それにしてももっと前に出てもいいのではないかと思う。ハマってしまえば今日の2得点のシーンのような軽快な攻撃が出来るんだから、もっと機会を増やすべきと考えるのは安直なのだろうか。そこらへんはもう少しサッカーを勉強してから改めて言及したい。
それでは。こちらは次戦は24日です。