渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【208】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.077【テレビ観戦】

ファンの皆様へは申し訳ないんですけど、今日は書きますよ。

 

 

こんばんは。渋井です。

早々と結果は伝えます。

 

7月10日 18:00~Game:077 vs Marines 14回戦@メットライフドーム

Last:67 Rank:1(+3.0G) 

Starting Line-UP

 

【先攻:千葉ロッテマリーンズ

 4 SS 藤岡裕大

13 RF 平沢大河

 8 2B 中村奨吾

44 1B 井上晴哉

 3 LF 角中勝也

 9 DH 福浦和也

 7 3B 鈴木大地

22 C 田村龍弘

10 CF 加藤翔平

12 P 石川歩

【先攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

10 DH 森友哉

 5 RF 外崎修汰

 1 LF 栗山巧

60 3B 中村剛也

37 C 岡田雅利

21 P 十亀剣

 

 【一軍二軍入替情報】

一軍昇格:54ブライアン・ウルフ

二軍降格:11今井達也

 

 

【渋井の戦評】

先発は十亀と石川。ある程度投手戦の覚悟であると同時に、相手が石川である事を考えると仮に十亀が不調だった時には、今日の勝利だけを意識するならば、早目の継投が必要になる。その点では、今日1軍登録のウルフは良い駒になり得よう。もちろん、十亀の好投、石川の攻略が最大の目標だが。

 

試合。2回表にお約束の四球から6番・福浦にヒットで繋がれ無死1・3塁を作られる。この時点で1点覚悟なのだが、先述の通り相手先発は石川。できれば1点もやりたくない展開。三振がほしかったが、7番・鈴木にバットに当てられてしまう。これがセカンドゴロ併殺となり、マリーンズからすれば最悪の形ではあるが1点を先制。さすがに前進守備はかけられないなこれは。続く3回表にも十亀はピリっとせず、2連打の後犠打で一死2・3塁。その場面で3番・中村死球。何やら焦げ臭くなってきましたなあ。結局犠牲フライとタイムリーでこの回3失点。石川相手に4点のビハインドですか・・。敗色濃厚。

 

 

とならないのが今の西武打線。早速3回裏に8番・中村のソロホームランで1点を入れると、十亀が不調ながら5回まで投げ切り、6回からウルフにスイッチ。そのウルフが簡単に3つのアウトを取ると、その裏に2番・源田に第1号ソロホームラン、3番・浅村がヒットで4番・山川に第23号ツーランホームランが飛び出し、あっという間に4-4の同点。完全に試合のペースをライオンズに寄せる。同点になった事よりは、源田の第1号から明らかに雰囲気が変わった。

7回表もウルフが無失点で抑え、7回裏。2アウトになるも四球、安打でチャンスを作り、打席は2番・源田。危険を察知したマリーンズベンチは左殺し2番手・松永を投入。同じくここを勝負と見たライオンズベンチは二塁走者・岡田に代えて俊足の斉藤彰吾を代走起用。打席は当然源田。その初球を思い切り引っ張ると、打球は鋭く転がるが、ファースト井上のミットの中へ。ここでの逆転とはならなかった。

 

8回表もウルフ。岡田に代走を出した関係で捕手が炭谷に交代。先頭の2番・平沢への投球が、際どいコースを取ってもらえずに四球。3番・中村にヒットを打たれ無死1・2塁。4番・井上の打席中、ウルフの得意球の一つであるカーブが2度バウンドする間に各走者が進塁。そのまま井上は四球で満塁へ。堪らず継投に入る。5番・角中の場面で左殺し3番手・野田昇吾へスイッチ。場面は無死満塁。四球も許されない絶体絶命の場面で2球で2ストライクを取る野田昇吾さん。以前とは安心感が違います。勝負球を悪い体制で打たせ、打球は投手の目の前へ。1-2-3の併殺!の場面だった。野田がホームへ送球。1アウト。炭谷の一塁送球があろうことか山川の遥か頭上へ抜ける大暴投となった。これで2塁走者が生還。1点ビハインドになります。6番・福浦代打・ドミンゲスが告げられ、こちらも4番手・平井をマウンドへ。これに代打・菅野を起用したマリーンズの執念と言うべきか、その菅野もタイムリーで続き6-47番・鈴木は打ち取るも8番・田村にもタイムリーを打たれ7-4。いよいよ敗色濃厚に。

それでも8回裏、3番・浅村の意地のホームランで7-5へ。しかし反撃はここまで。結局今日も得点は全てホームランだった。

 

 

【試合結果】

ロ 013 000 030 | 07 10 0

西 001 003 010 | 05 09 1

 

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

21 十亀剣

投球回5 打者21人 被安打6 与四球2 与死球1 奪三振2 失点4 球数84

54 ブライアン・ウルフ

投球回2 0/3 打者10人 被安打2 与四球2 失点3 自責点0 球数41

(※2012年以来6年振りの中継ぎ登板)

23 野田昇吾

投球回1/3 打者1人

25 平井克典

投球回2/3 打者4人 被安打2 奪三振1

 

66 松本直晃

投球回1 打者3人 奪三振1

 

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:源田①・山川②・外崎

2本:秋山・浅村①・中村①

3本:

 

【連続安打・連続無安打情報】

連続出場・連続安打継続選手

 

出場打席連続安打継続選手

 

出場試合連続無安打

 

【失策情報】

C炭谷 ホームゲッツーを狙う際、1塁へ悪送球。タイムリーエラー。

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~勝率~残試合数~1位とのゲーム差~直近6試合結果)

 

1 埼  玉 西  武 45-31-1 .592 67 -00.0 ○○○○○

2 日  本 ハ  ム 44-34-1 .564 64 -02.0 ○○○●△●

3 千 葉 ロ ッ テ 40-37-2 .519 64 -05.5 ○●●○△○

4 ソフトバンク 39-37-0 .513 67 -06.0 ●●○●○●

5 オ リ ッ ク ス 38-37-4 .507 64 -06.5 ●●●○△○

6 東  北 楽  天 29-48-1 .377 65 -16.5 ○●●○●●

 

 

【総評】

あ ほ く さ

 

やめたら?このゲーム。

 

 

 怒りの3連投です。

 

まあもうこのツイが全てみたいなところあるんですけど、あのプレーを擁護してる人間の気がしれない。何でも無いピッチャーゴロ。野田の送球も問題なし。打者走者と一塁手が被ることも考えにくいし、そのくらい並の捕手は避けて送球できる。そもそも送球が高くなってるんだから、ピッチャーゴロの段階で気が緩んだか、逆に2アウト獲れる興奮で力が入ったかだろう。これほどの経験値のあるベテランが、そんな心の変化でミスしちゃうんですか。もう呆れましたよ正直。この後打たれたタイムリーの責任まで「リード」と押し付けるようなことはしませんが、明らかにチームに寄っていた流れを手放したプレーであることは間違いありません。連投になり疲労・ストレスの溜まるリリーフに、余計な負担をかけたことも事実です。打ち取ったはずの野田がとにかく可哀想で仕方ない。プロの世界でもたびたび「技術云々ではなく気持ちの勝負」という表現がされるが、その気持ちを味方に折られようとしているのがこのプレーが招いた結果だ。しかしチームプレーである以上、野田の気持ちを思いやるのと同じだけ、こんなしょうがないミスをした選手の気持ちもどこかでカバーしないといけない。今季の炭谷は打撃も上向きなので、必要戦力であることには間違いない。これだけ煽っておいて帳尻合わせのように聞こえるが、自分は結果を出してくれる可能性の高い選手を応援し、結果を出してくれた選手を称賛するので、いずれ炭谷に対して手放しで称賛できる日が来ることを祈っています。現状の第3捕手一番手は、炭谷しかいないのですから。