負けた分だけ勝てばいいのだ
こんばんは。渋井です。
助け合いのできるチームです。
7月25日 18:00~Game:086 vs Buffaloes 13回戦@メットライフドーム
Last:58 Rank:1(+1.5G)
Starting Line-UP
【先攻:オリックスバファローズ】
10 SS 大城滉二
8 CF 後藤駿太
9 DH ステフェン・ロメロ
34 LF 吉田正尚
23 1B 伏見寅威
5 2B 西野真弘
2 3B 白崎浩之
38 RF 小島脩平
37 C 若月健矢
32 P ブランドン・ディクソン
【後攻:埼玉西武ライオンズ】
55 CF 秋山翔吾
6 SS 源田壮亮
3 2B 浅村栄斗
33 1B 山川穂高
10 C 森友哉
5 RF 外崎修汰
1 LF 栗山巧
60 3B 中村剛也
99 DH エルネスト・メヒア
21 P 十亀剣
【渋井の戦評】
打線がキッチリ先制点を取り、先発が試合を作り、打球処理を難なくこなし、終盤に突き放す追加点を奪い、勝利する。綺麗な勝ち方が出来た昨日の試合からの良い流れを、今日の試合にも持ち込みたいものです。先発は十亀剣。なにかと失点するタイミングが毎回悪く、数字の割に黒星が多くついている投手だが、今日はどうなるか。
初回、2番・後藤駿太に際どいコースの球を当ててしまい出塁を許すと、3番・ロメロへの初球を完璧に運ばれホームランとされる。いきなり2失点です。良い流れなんてありませんでしたね。あっても壊してくれましたね。1回裏の攻撃をする前にこんなあっさり失点してしまわれると、どうしようもないですよ。続く4番・吉田相手にもホームランを引き摺ってかストライクを入れるのに苦労し、5球目のカウントを取りに行った高めのストレートを痛打され、こちらもホームラン。休む間もなく3失点。
十亀剣さんが十亀剣さんしてるわ #21Ken #seibulions
— 渋井なっち💙4⃣@Y.Natsukawa (@1s_God) July 25, 2018
猛反省して。
そんな中でも点を取るのがうちの打線。直後の1回裏、4番・山川のタイムリーで1点を返すと、3回表に3番・ロメロに2打席連続弾を浴びた直後の3回裏にも、5番・森の2点タイムリー、7番・栗山のタイムリーで同点に追いつく。これが今の西武の勝利の流れの様な気もする。取られただけ取る。いいじゃないですか。
しかし、取ってもらっただけ取られる投手がいると負けます。4回表、ノーアウトから2本のヒットでピンチを招くと、7番・白崎に簡単に犠牲フライを打たれ5-4。結局十亀はこの回を抑えたところで降板。なんとも情けないですね・・・。
5回からマウンドに上がったのはルーキーの齋藤。9番・若月から始まる打線を、ストライクを先行させながら順番に打ち取り、難なく3者凡退。6回表も5番・伏見に上手くセンター前へ打たれはしたが、動揺することなく6番・西野にショートゴロを打たせ後続を絶つ。齋藤に勝ちを付けてあげたい打線だったが、6回裏の二死満塁のチャンスに4番・山川が3番手・比嘉の変化球にタイミングを外され凡退。絶好機を逃す。
齋藤の後を受けた平井、8回の野田、9回のワグナーと今日はリリーフがしっかりスコアボードに0を並べ、いよいよラストチャンスの9回裏。クローザー・増井相手に、先頭の3番・浅村がヒットで出塁すると、4番・山川もセンター前に打球を落とし無死1・3塁の絶好機を再演出。ここで5番・森がセンターへ大飛球を打ち上げ犠牲フライでまずは同点。10回表をヒースが抑え、10回裏の先頭8番・中村が安打で出塁。今日は先頭出塁が2回・4回以外の8イニングでありました。9番代打・岡田が根性バントで送り、1番・秋山は申告敬遠。試合を決めたのは2番・源田のセンター大飛球の後の初球を迷いなく振り抜いた3番・浅村でした。
延長の試合を決めたのはキャプテン・ #浅村栄斗 選手!!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) July 25, 2018
見事なサヨナラ勝ちとなりました!#seibulions #埼玉西武ライオンズ #NPB pic.twitter.com/MH27ifVH3m
【試合結果】
オ 301 100 000 0 | 05 09 1
西 103 000 001 1x| 06 12 0
【投手成績(ライオンズのみ)】
21 十亀剣
投球回4 打者17人 被安打5 被本塁打3 与死球1 奪三振2 球数68
19 齋藤大将
投球回2 1/3 打者8人 被安打1 奪三振1 球数32
25 平井克典
投球回2/3 打者3人 被安打1
23 野田昇吾
投球回1 打者4人 被安打1 奪三振1
12ニール・ワグナー
投球回1 打者3人
68デュアンセ・ヒース
投球回1 打者4人 被安打1 与死球1
【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】
1本:森③・栗山①
2本:秋山・浅村①
3本:山川①・中村
【失策情報】
なし
【順位表】
(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差~直近6試合結果)
1 埼 玉 西 武 50-35-1 +15 58 -00.0 ○○○●●○
2 日 本 ハ ム 48-38-1 +10 56 -02.5 ●●○○○●
3 千 葉 ロ ッ テ 43-41-3 +02 56 -06.5 △○○○●●
4 ソフトバンク 41-41-1 +00 60 -07.5 △●●●●○
5 オ リ ッ ク ス 41-43-4 -02 55 -08.5 ●●●●●○
6 東 北 楽 天 36-50-1 -14 56 -14.5 ○○●○○○
【総評】
中継ぎ投手と終盤の打線、ついにかみ合う。
まずはこのプレーを見てくれ。今日の影のヒーローは間違いなく彼。#10森友哉捕手。
この姿を見ても、まだ捕手・森友哉に難癖を付けますか??
いや、これくらいは捕手として見えなければいけないプレーなのかもしれない。当たり前のプレーだ、と反対派は言うだろう。
そうなのだとしたら、2割台後半・二桁本塁打・得点圏打率リーグ最上位のこの力、最強打線の更なる強みとして起用したくないですか??9番・メヒアの暴力、楽しくなかったですか??しかもまだ高卒5年目の若手。これから経験を積めば、守備もリーグ最高峰の捕手になり得る可能性も秘めています。今年1年、大きく飛躍の年となっている捕手・森友哉。もう少し温かい目で、捕手としての出番を見てもいいのではないでしょうか。シーズンを戦うスタミナ面の問題が、酷暑の本拠地・捕手と言うポジション柄につきますが、リーグ優勝に向けての今後の試合でも、勝ちながらの育成・成長に繋げて行けたらいいと思います。