渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【218】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.086【テレビ観戦】

負けた分だけ勝てばいいのだ

 

 

こんばんは。渋井です。

助け合いのできるチームです。

 

7月25日 18:00~Game:086 vs Buffaloes 13回戦@メットライフドーム

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Starting Line-UP

【先攻:オリックスバファローズ

10 SS 大城滉二

 8 CF 後藤駿太

 9 DH ステフェン・ロメロ

34 LF 吉田正尚

23 1B 伏見寅威

 5 2B 西野真弘

 2 3B 白崎浩之

38 RF 小島脩平

37 C 若月健矢

32 P ブランドン・ディクソン

【後攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

10 C 森友哉

 5 RF 外崎修汰

 1 LF 栗山巧

60 3B 中村剛也

99 DH エルネスト・メヒア

21 P 十亀剣

 

 

【渋井の戦評】

打線がキッチリ先制点を取り、先発が試合を作り、打球処理を難なくこなし、終盤に突き放す追加点を奪い、勝利する。綺麗な勝ち方が出来た昨日の試合からの良い流れを、今日の試合にも持ち込みたいものです。先発は十亀剣。なにかと失点するタイミングが毎回悪く、数字の割に黒星が多くついている投手だが、今日はどうなるか。

 

初回、2番・後藤駿太に際どいコースの球を当ててしまい出塁を許すと、3番・ロメロへの初球を完璧に運ばれホームランとされる。いきなり2失点です。良い流れなんてありませんでしたね。あっても壊してくれましたね。1回裏の攻撃をする前にこんなあっさり失点してしまわれると、どうしようもないですよ。続く4番・吉田相手にもホームランを引き摺ってかストライクを入れるのに苦労し、5球目のカウントを取りに行った高めのストレートを痛打され、こちらもホームラン。休む間もなく3失点

 猛反省して。

 

そんな中でも点を取るのがうちの打線。直後の1回裏、4番・山川のタイムリーで1点を返すと、3回表に3番・ロメロに2打席連続弾を浴びた直後の3回裏にも、5番・森の2点タイムリー、7番・栗山のタイムリーで同点に追いつく。これが今の西武の勝利の流れの様な気もする。取られただけ取る。いいじゃないですか。

しかし、取ってもらっただけ取られる投手がいると負けます。4回表、ノーアウトから2本のヒットでピンチを招くと、7番・白崎に簡単に犠牲フライを打たれ5-4。結局十亀はこの回を抑えたところで降板。なんとも情けないですね・・・。

 

5回からマウンドに上がったのはルーキーの齋藤9番・若月から始まる打線を、ストライクを先行させながら順番に打ち取り、難なく3者凡退。6回表も5番・伏見に上手くセンター前へ打たれはしたが、動揺することなく6番・西野にショートゴロを打たせ後続を絶つ。齋藤に勝ちを付けてあげたい打線だったが、6回裏の二死満塁のチャンスに4番・山川3番手・比嘉の変化球にタイミングを外され凡退。絶好機を逃す。

 

齋藤の後を受けた平井、8回の野田、9回のワグナーと今日はリリーフがしっかりスコアボードに0を並べ、いよいよラストチャンスの9回裏。クローザー・増井相手に、先頭の3番・浅村がヒットで出塁すると、4番・山川もセンター前に打球を落とし無死1・3塁の絶好機を再演出。ここで5番・森がセンターへ大飛球を打ち上げ犠牲フライでまずは同点。10回表をヒースが抑え、10回裏の先頭8番・中村が安打で出塁。今日は先頭出塁が2回・4回以外の8イニングでありました。9番代打・岡田根性バントで送り、1番・秋山は申告敬遠。試合を決めたのは2番・源田のセンター大飛球の後の初球を迷いなく振り抜いた3番・浅村でした。

 

 

 

【試合結果】

オ 301 100 000 0  | 05 09 1

西 103 000 001 1x| 06 12 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

21 十亀剣

投球回4 打者17人 被安打5 被本塁打3 与死球1 奪三振2 球数68

19 齋藤大将

投球回2 1/3 打者8人 被安打1 奪三振1 球数32

25 平井克典

投球回2/3 打者3人 被安打1 

23 野田昇吾

投球回1 打者4人 被安打1 奪三振1

12ニール・ワグナー

投球回1 打者3人 

68デュアンセ・ヒース

投球回1 打者4人 被安打1 与死球1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:森③・栗山①

2本:秋山・浅村①

3本:山川①・中村

 

【失策情報】

なし

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差~直近6試合結果)

 

1 埼  玉 西  武 50-35-1 +15 58 -00.0 ○○●○

2 日  本 ハ  ム 48-38-1 +10 56 -02.5 ●●○○○●

3 千 葉 ロ ッ テ 43-41-3 +02 56 -06.5 △○○○●●

4 ソフトバンク 41-41-1 +00 60 -07.5 △●●●●○

5 オ リ ッ ク ス 41-43-4 -02 55 -08.5 ●●●●●○

6 東  北 楽  天 36-50-1 -14 56 -14.5 ○○●○○○

 

【総評】

中継ぎ投手と終盤の打線、ついにかみ合う。

 

まずはこのプレーを見てくれ。今日の影のヒーローは間違いなく彼。#10森友哉捕手。

この姿を見ても、まだ捕手・森友哉に難癖を付けますか??

 

いや、これくらいは捕手として見えなければいけないプレーなのかもしれない。当たり前のプレーだ、と反対派は言うだろう。

そうなのだとしたら、2割台後半・二桁本塁打得点圏打率リーグ最上位のこの力、最強打線の更なる強みとして起用したくないですか??9番・メヒアの暴力、楽しくなかったですか??しかもまだ高卒5年目の若手。これから経験を積めば、守備もリーグ最高峰の捕手になり得る可能性も秘めています。今年1年、大きく飛躍の年となっている捕手・森友哉。もう少し温かい目で、捕手としての出番を見てもいいのではないでしょうか。シーズンを戦うスタミナ面の問題が、酷暑の本拠地・捕手と言うポジション柄につきますが、リーグ優勝に向けての今後の試合でも、勝ちながらの育成・成長に繋げて行けたらいいと思います。