渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【219】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.087【テレビ観戦】

サヨナラゲームの翌日

 

 

こんばんは。渋井です。

良い流れを・・とはもういいません。あれは魔の言葉です。

 

7月26日 18:00~Game:087 vs Buffaloes 14回戦@メットライフドーム

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Starting Line-UP

【先攻:オリックスバファローズ

10 SS 大城滉二

 5 2B 西野真弘

 9 DH ステフェン・ロメロ

34 LF 吉田正尚

23 1B 伏見寅威

 2 3B 白崎浩之

56 CF 武田健吾

24 RF 宮﨑祐樹

37 C 若月健矢

27 P アンドリュー・アルバース

【後攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

99 DH エルネスト・メヒア

 5 LF 外崎修汰

60 3B 中村剛也

 9 RF 木村文紀

27 C 炭谷銀仁朗

16 P 菊池雄星

  

【渋井の戦評】

 

エース菊池vs難敵左腕アルバース。投手戦の予想で試合を迎える。打線は左腕対策として、外崎を今季初のレフト起用で、8番・木村9番・炭谷と右打者を並べた。これまでは左投手先発時は木村と並んで金子侑司が起用される機会が多かったが、極度の不振で二軍落ち。栗山巧を出し続ける訳にもいかないので、この決断となった。左腕に極端に強さを発揮する木村と、どこで起用してもそつなく守備をこなす外崎がいてこそ、この打線の組み方が出来るのです。

 

試合。予想通り投手戦なのだが、どうも息が詰まらない。1回表は先頭の1番・大城が粘り、10球目を何とか打たせて退けると、2アウトから3番・ロメロにヒットを許す。2回表も2連打と四球で満塁のピンチを作る。どちらも無失点には抑えるのだが、無失点のわりには気分が良くない。アルバースも、1~3回まで毎回先頭打者に安打を打たれる不安定な投球。しかしこちらは3回裏、1番・秋山の痛烈なセンター返しの打球をアルバース自ら好守備でピッチャーゴロ併殺に切って取り、流れをとりもどす。4回裏も三者凡退に打ち取り、ややオリックス優勢の様子。

 

しかし5回裏、この一振りで試合が動きます。

最高じゃ。

CMが明け、回が始まり、テレビ前に戻ってくる前に初球の一発。僕が観たときのテレビはもうVTRでした。はい。ちゃんと観戦します。

 

あわよくばこの1点で勝負を決めたいところだが、やはり菊池がパッとしない。いやここまで無失点できている投手にパッとしないとは本来おかしい表現なのだが、それでもこう言いたくなるのが今日の投球。6回こそ三者凡退のイニングを作ったが、7回、先頭の7番・武田二塁打を打たれると、オリックスベンチはすかさず代走・小島を起用。8番・宮﨑が送り一死3塁に。9番・若月がそのまま打席に入るとその初球。これは是非見て頂きたい。

源田たまらん...!

のは間違いないんだが、ここはどうもオリックスベンチに助けられたと言わざるを得ない。まずそもそもの話、代走まで送って勝負を仕掛けたいこの場面に、9番の2割スレスレの打者に対して出す代打はいなかったのか。その中で打席に入った若月の、高いバウンドのゴロで1点を取ろうという打撃は、正直上手かったと思う。しかし、なぜか代走で起用された三塁走者の小島はスタートを切らなかった。7回表という終盤のイニングを考えれば、何としても同点には追い付きたい場面であろう。ここは非常にライオンズとしては助けられた場面であった。

 

 

 

まあ次の1番・大城に打たれちゃうんですけどね。本当にパッとしない。

 

 

ここからは投手陣の意地のぶつかり合い。7回裏・8回表を両投手が三者凡退に抑え、8回裏。2アウトまで取るも、1番・秋山に四球。2番・源田にライト前ヒットを打たれると、ここでベンチが山本由伸へ投手交代を決断。中継ぎ投手が豊富なオリックスゆえの決断だろう。3番・浅村を注文通りに抑え切り抜ける。9回表も菊池が投げ切り、エースの意地を見せつけると、9回裏、打線が奮起。

 

 

 

 

。。とはならず、3番手・吉田一将の前に三者凡退。好機はなかなか訪れない。

10回表はヒース。先頭の9番・若月にヒットを打たれ、バントと進塁打で2死三塁。ここでレオキラーの3番・ロメロ。際どいコースに細心の注意で投げ続け、4球目に内野フライを打たせ万事休す。そして10回裏、昨日2イニング投げ、サヨナラを喰らわせた増井浩俊が登板。先頭打者は昨日の10回裏と同じく中村剛也。今日は初球を、昨日と同じくレフト前へはじき返すと、8番・木村が今日は初球をキッチリ送りバント。この場面に代打・森友哉。昨日は3人目の打者は申告敬遠をされたが、今日はなし。この決断が、この結果になります。

 

【試合結果】

オ 000 000 100 0  | 01 08 0

西 000 010 000 1x| 02 09 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

16 菊池雄星

投球回9 打者35人 被安打7 与四球1 奪三振7 球数127

68 デュアンセ・ヒース

投球回1 打者4人 被安打1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:秋山・メヒア・外崎①・中村・木村・炭谷・森①

2本:源田

3本:

 

【失策情報】

なし

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差~直近6試合結果)

 

1 埼  玉 西  武 51-35-1 +16 57 -00.0 ○○

2 日  本 ハ  ム 48-38-1 +10 56 -03.0 ●●○○○●

3 ソフトバンク 42-41-1 +01 59 -07.5 ○△●●●●

4 千 葉 ロ ッ テ 43-42-3 +01 55 -07.5 ●△○○○●

5 オ リ ッ ク ス 41-44-4 -03 54 -09.5 ●●●●●●(6連敗)

6 東  北 楽  天 36-50-1 -14 56 -15.0 ○○●○○○

 

【総評】

2試合連続サヨナラ勝利!

 

天才・森友哉。最高じゃ。