【224】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.089【テレビ観戦】

順位がどうであれ、自分的には「ライオンズのライバルチーム」と問われれば、一球団しか答えられません。長年苦しめられ、コテンパンにやられてきた相手に、今年こそはと夢見るチームを、また邪魔されるわけにはいかないのです。宿敵・福岡ソフトバンクホークスへ、いわば今年はリベンジの年です。今年1年くらい、一泡吹かせてやりたいものです。残り試合は今日を含めて55。着実に優勝へのカウントダウンを減らしつつある現状で、今日から始まる本拠地6連戦の意味の大きさを、誰もが理解しているところであろうが、改めて再確認しないといけない。まずは3位・ホークス、2位・ファイターズという対戦相手。これに加え、相手先発投手が

千賀滉大（今季対西武2戦2勝　防1.93）・大竹耕太郎(先日育成から支配下登録。初物左腕)・石川柊太（今季対西武5戦3勝　防1.21）・上沢直之（現在防御率リーグ3位、5/16東京ドームで完封されている）・N.マルティネス（今季対西武2戦1勝　防1.38）・高梨裕捻（今季対西武2戦1勝　もう1戦は4/18、7回無失点）

と敵だらけの予想。これに対するは多和田真三郎・高木勇人・今井達也・菊池雄星・ウルフ・榎田大樹と予想。うちの先発予想のほうが全く情報を拾えていないので怪しいが、多分こうだと思います。というか多分これしかいないです・・

ファイターズの今週頭カードの戦績次第ですが、個人的には3勝3敗でも別に問題ないと思います。さすがにこの6戦で2勝3敗1分以下負け越してしまうと少し出来が悪いように映りますがね。4勝2敗なら上出来です。

てことで重要な今日の初戦。勝つ・負ける以外にも、勝ち方・負け方があります。今日の初戦に限って言えば、気分良く勝つことが重要です。先発完投、もしくは勝ちパターンにつなぐ快投・打線の豪快なホームランによる相手投手のKO、もしくは粘りの中での四球誘発等、相手に少しでも「このチームは嫌やな」と思われたいですね。ましてや明日の先発がルーキーですから、1勝の余裕は与えずに、苦しい思いをさせてやりましょう。

と意気込みましたが、最初にピンチを背負うのは多和田でした。2回表、連打で無死1・2塁とされると、西武の天敵、6番・松田を迎えます。どうやら多和田も松田相手には今季打たれていたようで、早くも勝負どころを迎えます。が、2球目の結構甘い球をサードベース真正面へ打ち、5-5-4-3のトリプルプレー目前のサードゴロ。二死1塁としてピンチを脱する。3回表は立ち直り三者凡退に抑えると、直後の3回裏の先頭打者にこの一撃。

9番・メヒアの逆方向への鋭い打球。これは主砲。かつてのクリーンナップ、5番を打つことの多かったメヒアの、その頃のままの打球が大きく放たれた。さらに4回裏、9番・メヒアが5番なら、その前を打つ8番・中村は、これまた4番なのである。

打順、こわれる

ましてや中村の前が7番・栗山ですから、3番じゃないですか。とんでもないですよね。

こうして千賀相手にも構わず暴力を続ける山賊打線は、5回にヒットと3連続四球で加点、6回に1番・秋山、3番・浅村、4番・山川の本塁打で4点を強奪し、千賀をKO。投げては先発・多和田が8回まで無失点の快投を披露。9回に失点するも、自身2試合連続完投となるエースの仕事を果たし、大事な初戦を快勝で収めた。

【試合結果】

ソ 000 000 004 | 04 10 0

西 001 114 00X | 07 12 0

【投手成績(ライオンズのみ)】

18 多和田真三郎

投球回9 打者35人被安打10 被本塁打1(9回中村晃・3ラン) 与四球0 奪三振4 球数116

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本：源田・山川①・森・外崎①・中村①・メヒア①

2本：秋山①

3本：浅村②

【失策情報】

なし

【順位表】

(順位～球団名～勝利-敗北-引分～貯借金～残試合数～1位とのゲーム差)

1　埼玉　西武　53-35-1　+18　54　-00.0

2　日本　ハム　51-39-1　+12　52　-03.0

3　ソフトバンク　43-44-1　-01　55　-09.5

3　千葉ロッテ　43-44-3　-01　53　-09.5

5　オリックス　42-47-4　-05　50　-11.5

6　東北　楽天　39-51-1　-12　52　-15.0

【総評】

6連勝！

渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

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