渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【233】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.097【テレビ観戦】

NPBの審判員に問う。

 

 

こんばんは。渋井です。

プロ野球の試合に於ける、主役は何だ?

 

8月9日 18:00~Game:097 vs Buffaloes 17回戦@京セラドーム大阪

Last:47 Rank:1(+4.0G) 

 

Starting Line-UP

【先攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

10 C 森友哉

 5 RF 外崎修汰

60 3B 中村剛也

 1 LF 栗山巧

99 DH エルネスト・メヒア

11 P 今井達也

【後攻:オリックス・バファローズ

24 CF 宮﨑祐樹

25 RF 西村凌

 5 3B 西野真弘

34 LF 吉田正尚

23 1B 伏見寅威

 1 DH 中島宏之

 4 2B 福田周平

10 SS 大城滉二

37 C 若月健矢

32 P ブランドン・ディクソン

 

【渋井の戦評】

カード勝ち越しを決めて臨む3戦目。スイープが本望なのはもちろんだが、負けるとしても後に残らない負け方をするのが大事。もちろん勝つとしてもそう。4-0で勝ってる試合を9回裏に4-3にされるとか最悪。明日からの仙台3連戦に向け盤石の態勢で乗り込みたい。

試合。1回表からライオンズはリクエストを使用。2番・源田のセカンドゴロの一塁到達を巡っての権利行使だったのだが、どうも一塁塁審の真鍋氏の動きが気になる。そもそもアウトのコールが遅いし、リクエストされてからのアナウンスも時間かかるねん・・みたいな暗い表情。検証してきて戻ってきてからの勝ち誇ったようなアウトポーズ。なんだか嫌な感じだなあとは思う。その後の3番・浅村。ストライクを見逃し高らかなストライク判定の声。ああ、白井氏です。この人は野球を観戦しているうちに1度は耳にする声になると思います。審判団のうち、1人だけストライクの発声が異質です。これはおそらく僕がこれを伝えずとも、いつか気になる日が来ます。それくらい異質です。

 

1回裏、試合が動きます。4番・吉田犠飛です。昨日も初回に吉田に犠飛を打たれてますが、昨日の高橋光成に続き、今井も課題は立ち上がりなんですかね。おそらく今までは、先発として長いイニングを投げることを目標としてやっているでしょうから、7回・8回へ向けた力配分を勉強している段階なんだと思いますが、そうするとどうしても1回の入り方は難しそうですね。入れるところ、抜くところを覚えるのはエースとしては必要ですからね。

この授業料とも言える失点を、2回表、共にバッテリーとして成長していく捕手の5番・森友哉が2ランホームランで消してくれます。頼れますね。打者としては全行程履修済みたいなところありますから、並の23歳(高卒5年目 / 大卒ルーキー)とは違います。

 

そして4回裏、再び渋井が審判に悪態をつきます。二死3塁での6番・中島の打席、1ボール2ストライクからの4球目。ハーフスイングをしたかに見えた中島の動きに、塁審にスイングを確認する場面がありますよね。これに対する一塁塁審・真鍋氏の反応がまあ鈍い。カメラで抜かれる頃にはもう判定が出ているのが大体の審判なのだが、何かチンタラ脱力しているように見える。ヤル気あるんか?って感じだ。

 名前なんて言うんや(調べる気も無い)(教えてもらいました)

 

 

5回に秋山のソロ西野のタイムリーと吉田のグランドスラムで点を取り合い、さらに7回に登板した武隈祥太さんが3点のビハインドも守れず1失点。流れの悪い8回表だったが、久々の登板となった山本由伸相手に、先頭の4番・山川がホームラン。山川は今日が結婚記念日だったらしいです。中村剛也さんが奥さんの誕生日にやたら打ってるのを思い出しました。森が倒れるも、6番・外崎が初球をしばいてレフト前ヒット、そして7番・中村がなんと5試合連発となるホームラン。

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予言が的中したとかそういんじゃなくて、ただただ空いた口がふさがらない。なんやこのバケモン・・

という事で1点差です。7回に失った1点の重みがこれです。わかりましたか??8回裏は平井が1点ビハインドをしっかり守り三者凡退。雰囲気は確実にライオンズです。

 

勝負の9回表。ここまで来たら勝ちたいじゃない。相手投手は抑えの増井浩俊。前回打てた相手です。印象は良い。まずは先頭の1番・秋山が初球をライト線へ。セカンドが飛びつくも一塁セーフの内野安打。

驚いたのは2番・源田。1点ビハインド、無死1塁で初球はヒッティングの構え。バントちゃうんか?とは誰もが思ったはず。結果としては叩きつけて進塁打を打ったのだが、今年のチームを象徴するような采配だった。死球・凡打で二死1・2塁のチャンスで打席は5番・森。まさかここでもう1度審判に文句を言おうとは思わなかった。

 

 

ラストボールとなってしまったこの球。キャッチャーの構えがゾーンギリギリくらいです。そこからボールはどれだけ外に行っていますか・・?森友哉は以前からこのボールゾーンにストライク判定されることが多く、やや打撃の調子を崩して5番を外されていた時期も、このコースに悩まされているような打席が多く見受けられました。審判の判定一つで、選手の調子が変わるんです。ゲームを作るのは審判の判定ではありません。選手のプレーです。ファンが見に来ているのは審判の派手なポーズではありません。選手の地道に頑張る姿です。

審判の皆さん、選手の邪魔をしないでください。

「リクエスト」という制度が出来てしまった理由、考え直してみてください。このままではリクエスト制度の適用範囲を拡大しろ、と声が上がりますよ。悔しかったら、技術を磨いてください。リクエストなんていらない、と思わせてみてくださいよ。実力で。

 

 

【試合成績】

西 020 010 030 | 06 12 0

オ 100 050 10X | 07 12 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

11 今井達也

投球回6 打者28人 被安打9 被本塁打1 与四球1 与死球1 奪三振6 失点6 球数115 

48 武隈祥太

投球回1 打者5人 被安打3 与四球1 失点1 

25 平井克典

投球回1 打者3人 奪三振1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:源田・浅村・森②

2本:秋山①・山川①・外崎

3本:中村②

 

【失策情報】

なし

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差)

 

1 埼  玉 西  武 58-38-1 +20 46 -00.0

2 日  本 ハ  ム 54-42-2 +12 45 -04.0

3 ソフトバンク 46-47-1 -01 49 -10.5

4 千 葉 ロ ッ テ 45-47-3 -02 48 -11.0

5 オ リ ッ ク ス 45-52-4 -07 42 -13.5

6 東  北 楽  天 43-54-2 -11 44 -15.5

 

【総評】

全て負け惜しみに聞こえてしまうのは辛い。

でも、今年は特にどの球団のファンも審判に不満を持った回数多いと思いますよ。頼みますって本当に。