渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【238】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.100【テレビ観戦】

ぼくの感覚としては、あっという間の100試合でした。

 

 

こんばんは。渋井です。

シーズン中の半年とシーズン開幕を待つ半年って絶対長さ違いますよね。

 

8月12日 17:00~Game:100 vs Eagles 20回戦@楽天生命パーク宮城

Last:44 Rank:1(+5.0G) 

 

Starting Line-UP

【先攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

10 C 森友哉

 5 RF 外崎修汰

60 3B 中村剛也

99 DH エルネスト・メヒア

 9 LF 木村文紀

30 P 榎田大樹

【後攻:東北楽天ゴールデンイーグルス

25 CF 田中和基

 5 SS 茂木栄五郎

35 RF 島内宏明

 8 3B 今江年晶

33 1B 銀次

40 DH ゼラス・ウィーラー

37 C 嶋基宏

55 LF オコエ・ディクソン

67 2B 西巻賢二

58 P 辛島航

 

【渋井の戦評】

本当に左腕先発ばかり当たります。また左腕です。もういいでしょ。まあこちらも先発左腕ですが。他チーム打線の対左腕の印象ってどうなんでしょうね?榎田の成績も良いので、相手も左腕は苦手なのでしょうか?もちろん榎田の投球が素晴らしいのはありますが。

 

てことで試合です。今日は先制はイーグルスです。初回、4番・今江にタイムリーが出て1点。今日の榎田は苦しそうな投球でした。ランナーは毎回2人ないしは得点圏に背負う、味方はいつも通りの援護をくれない、ストライクも簡単に取れない・コースを取ってくれない。それでも粘り強く投げ抜く姿はもはやエースです。3回までに60球弱を要するも、要所を締め、与えた得点は初回の1点のみ。

打線は難敵左腕・辛島から得点機を掴んだのは6回。2アウトから3番・浅村二塁打で出塁すると、4番・山川との勝負を避け、今日ここまで2三振の5番・森との勝負を選択。だが、結果的にこの作戦が裏目になる。森の打球は一二塁間を破るタイムリーヒット。ここで試合は振り出しに戻った。

ここからはライオンズペース。6回のチャンスは逃すも、7回、同様に2アウト2塁の場面で1番・秋山を敬遠。2番・源田との勝負になるが、ここは2番手・松井裕樹に軍配。チャンスを逃す形になったが、この裏の攻撃を榎田が一死1塁から3番・島内を併殺に打ち取り流れを渡さない。

 

そして最大のチャンスが8回表。今日が誕生日という3番手・青山浩二から、ラッキーな内野安打と2つの四球で満塁のチャンスをもらい、打席は7番・中村剛也。山川に代走を送る勝負の采配も飛び出したが、中村は三振。続く打者は代走から途中出場の8番・松井稼頭央。ボール先行からの打者有利な展開。ここ一番の集中力はベテランの持ち味です。そして4球目の真ん中付近の球を振り抜き、痛打一閃。

だったのだが、この打球を一塁手・銀次が好捕。稼頭央さんは8月2日のホークス戦でもライト・上林にヒットを1本防がれているし、何故なのだろうか。

 前回。この時点で10-2で勝ってるのでちょっと余裕あります。

 今回この時点で1-1ですからね。必死ですよw

 

その後、9回からはイーグルスハーマン・高梨雄平・久保裕也・宋家豪とつなぎ12回まで無失点。ライオンズも8回裏以降を平井克典・ヒース・野田昇吾・マーティン・齋藤大将と繋いできた。

12回裏の齋藤は先頭に挨拶四球を出すも、続く1番・田中のバントを落ち着いて処理し2塁でアウトを取る。続く2番・茂木のファーストストライク。

これはもう打った茂木がすげえ。

 

【試合成績】

西 000 001 000 000   | 01 07 0

楽 100 000 000 002x | 03 10 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

30 榎田大樹

投球回7 打者30人 被安打8 与四球2 奪三振4 失点1 球数104

25 平井克典

投球回1 打者3人 奪三振1

68 デュアンセ・ヒース

投球回1 打者3人 奪三振2

23 野田昇吾

投球回2/3 打者3人 被安打1

42 カイル・マーティン

投球回1 1/3 打者5人 与四球1 奪三振1

19 齋藤大将

投球回1/3 打者3人 被安打1 被本塁打1 与四球1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:山川・森①・メヒア

2本:秋山・浅村

3本:

 

【失策情報】

なし

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差)

 

1 埼  玉 西  武 60-39-1 +21 43 -00.0

2 日  本 ハ  ム 55-44-2 +11 42 -05.0

3 ソフトバンク 48-48-1 +00 46 -10.5

4 オ リ ッ ク ス 48-52-4 -04 39 -12.5

5 千 葉 ロ ッ テ 45-50-3 -05 45 -13.0

6 東  北 楽  天 44-56-2 -12 41 -16.5

 

【総評】

これだけの中継ぎが勝ちパターンに居る事を喜ぶべきです。

まずは新加入のマーティン。良いじゃないですか。10回途中で登板後、11回先頭の5番・銀次に3ボールが先行したんですけど、そこから四球を出さずに打ち取ったり、ランナーを背負っていても制球がばらつかなかったり、悪い要素が少ない。クローザーに定着したと言っていいでしょう、ヒースの活躍は8月の好調さの要因の一つであることは間違いありません。この両名が途中加入で獲得できているのは大きすぎる戦力増強。そしてルーキーの齋藤大将。今日は結果的にプロ初黒星を喫したが、12回裏に登板して無失点で締められそうという期待値は高かった。全ての試合に無失点で終えられる投手はまずいないので、結果として失点する日が今日だったという事。この結果を引きずること無く、次回登板へ向け調整してください。さらに新戦力と言う意味では昨日8回を投げた相内誠。彼の存在も近い将来に大きいものとなってくる予感がします。1軍先発では厳しいマウンドが続いていましたが、リリーフに回って元からの球に力のある直球に磨きがかかった様子。変化球も効率的に決まり始めているし、リリーフ専念という決断をしても良さそう。ここに一時の不調期を終えてフル回転している野田昇吾・平井克典の両名と、仮に誰かがコケたとしても、現在不調期であったり、都合上2軍に居るも元来勝ちパターン投手である武隈祥太・増田達至・高橋朋己・大石達也・ワグナー・カスティーヨ・田村伊知郎らが控え、未完の大器の中塚駿太・川越誠司の両剛腕が眠っているリリーフ陣。大いなるポジ要素ではないでしょうか。100試合を終え、これからの43試合は大一番の連続です。勝てる試合を確実に勝ち、負けそうな試合を勝ちに導くべく腕を振る、中継ぎ投手と言うポジション。軽視してはいけないことは、どの球団のファンよりも我々が知っているはずです。絶対に優勝しましょう。それでは。