ぼくの感覚としては、あっという間の100試合でした。
こんばんは。渋井です。
シーズン中の半年とシーズン開幕を待つ半年って絶対長さ違いますよね。
8月12日 17:00~Game:100 vs Eagles 20回戦@楽天生命パーク宮城
Last:44 Rank:1(+5.0G)
Starting Line-UP
【先攻:埼玉西武ライオンズ】
55 CF 秋山翔吾
6 SS 源田壮亮
3 2B 浅村栄斗
33 1B 山川穂高
10 C 森友哉
5 RF 外崎修汰
60 3B 中村剛也
99 DH エルネスト・メヒア
9 LF 木村文紀
30 P 榎田大樹
【後攻:東北楽天ゴールデンイーグルス】
25 CF 田中和基
5 SS 茂木栄五郎
35 RF 島内宏明
8 3B 今江年晶
33 1B 銀次
40 DH ゼラス・ウィーラー
37 C 嶋基宏
55 LF オコエ・ディクソン
67 2B 西巻賢二
58 P 辛島航
【渋井の戦評】
本当に左腕先発ばかり当たります。また左腕です。もういいでしょ。まあこちらも先発左腕ですが。他チーム打線の対左腕の印象ってどうなんでしょうね?榎田の成績も良いので、相手も左腕は苦手なのでしょうか?もちろん榎田の投球が素晴らしいのはありますが。
てことで試合です。今日は先制はイーグルスです。初回、4番・今江にタイムリーが出て1点。今日の榎田は苦しそうな投球でした。ランナーは毎回2人ないしは得点圏に背負う、味方はいつも通りの援護をくれない、ストライクも簡単に取れない・コースを取ってくれない。それでも粘り強く投げ抜く姿はもはやエースです。3回までに60球弱を要するも、要所を締め、与えた得点は初回の1点のみ。
打線は難敵左腕・辛島から得点機を掴んだのは6回。2アウトから3番・浅村が二塁打で出塁すると、4番・山川との勝負を避け、今日ここまで2三振の5番・森との勝負を選択。だが、結果的にこの作戦が裏目になる。森の打球は一二塁間を破るタイムリーヒット。ここで試合は振り出しに戻った。
ここからはライオンズペース。6回のチャンスは逃すも、7回、同様に2アウト2塁の場面で1番・秋山を敬遠。2番・源田との勝負になるが、ここは2番手・松井裕樹に軍配。チャンスを逃す形になったが、この裏の攻撃を榎田が一死1塁から3番・島内を併殺に打ち取り流れを渡さない。
そして最大のチャンスが8回表。今日が誕生日という3番手・青山浩二から、ラッキーな内野安打と2つの四球で満塁のチャンスをもらい、打席は7番・中村剛也。山川に代走を送る勝負の采配も飛び出したが、中村は三振。続く打者は代走から途中出場の8番・松井稼頭央。ボール先行からの打者有利な展開。ここ一番の集中力はベテランの持ち味です。そして4球目の真ん中付近の球を振り抜き、痛打一閃。
だったのだが、この打球を一塁手・銀次が好捕。稼頭央さんは8月2日のホークス戦でもライト・上林にヒットを1本防がれているし、何故なのだろうか。
上林クソうめえぇぇぇぇえええええええしかし稼頭央さんの打球ではやらないで欲しかったなあああああああああああ #7MrLeo #seibulions
— 渋井なっち💙4⃣@Y.Natsukawa (@1s_God) August 2, 2018
前回。この時点で10-2で勝ってるのでちょっと余裕あります。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ惜しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい #7MrLeo #seibulions
— なっち@やきう「渋井式クロスファイア」連載中 (@1216cf) August 12, 2018
今回この時点で1-1ですからね。必死ですよw
その後、9回からはイーグルスはハーマン・高梨雄平・久保裕也・宋家豪とつなぎ12回まで無失点。ライオンズも8回裏以降を平井克典・ヒース・野田昇吾・マーティン・齋藤大将と繋いできた。
12回裏の齋藤は先頭に挨拶四球を出すも、続く1番・田中のバントを落ち着いて処理し2塁でアウトを取る。続く2番・茂木のファーストストライク。
これはもう打った茂木がすげえ。
【試合成績】
西 000 001 000 000 | 01 07 0
楽 100 000 000 002x | 03 10 0
【投手成績(ライオンズのみ)】
30 榎田大樹
投球回7 打者30人 被安打8 与四球2 奪三振4 失点1 球数104
25 平井克典
投球回1 打者3人 奪三振1
68 デュアンセ・ヒース
投球回1 打者3人 奪三振2
23 野田昇吾
投球回2/3 打者3人 被安打1
42 カイル・マーティン
投球回1 1/3 打者5人 与四球1 奪三振1
19 齋藤大将
投球回1/3 打者3人 被安打1 被本塁打1 与四球1
【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】
1本:山川・森①・メヒア
2本:秋山・浅村
3本:
【失策情報】
なし
【順位表】
(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差)
1 埼 玉 西 武 60-39-1 +21 43 -00.0
2 日 本 ハ ム 55-44-2 +11 42 -05.0
3 ソフトバンク 48-48-1 +00 46 -10.5
4 オ リ ッ ク ス 48-52-4 -04 39 -12.5
5 千 葉 ロ ッ テ 45-50-3 -05 45 -13.0
6 東 北 楽 天 44-56-2 -12 41 -16.5
【総評】
これだけの中継ぎが勝ちパターンに居る事を喜ぶべきです。
まずは新加入のマーティン。良いじゃないですか。10回途中で登板後、11回先頭の5番・銀次に3ボールが先行したんですけど、そこから四球を出さずに打ち取ったり、ランナーを背負っていても制球がばらつかなかったり、悪い要素が少ない。クローザーに定着したと言っていいでしょう、ヒースの活躍は8月の好調さの要因の一つであることは間違いありません。この両名が途中加入で獲得できているのは大きすぎる戦力増強。そしてルーキーの齋藤大将。今日は結果的にプロ初黒星を喫したが、12回裏に登板して無失点で締められそうという期待値は高かった。全ての試合に無失点で終えられる投手はまずいないので、結果として失点する日が今日だったという事。この結果を引きずること無く、次回登板へ向け調整してください。さらに新戦力と言う意味では昨日8回を投げた相内誠。彼の存在も近い将来に大きいものとなってくる予感がします。1軍先発では厳しいマウンドが続いていましたが、リリーフに回って元からの球に力のある直球に磨きがかかった様子。変化球も効率的に決まり始めているし、リリーフ専念という決断をしても良さそう。ここに一時の不調期を終えてフル回転している野田昇吾・平井克典の両名と、仮に誰かがコケたとしても、現在不調期であったり、都合上2軍に居るも元来勝ちパターン投手である武隈祥太・増田達至・高橋朋己・大石達也・ワグナー・カスティーヨ・田村伊知郎らが控え、未完の大器の中塚駿太・川越誠司の両剛腕が眠っているリリーフ陣。大いなるポジ要素ではないでしょうか。100試合を終え、これからの43試合は大一番の連続です。勝てる試合を確実に勝ち、負けそうな試合を勝ちに導くべく腕を振る、中継ぎ投手と言うポジション。軽視してはいけないことは、どの球団のファンよりも我々が知っているはずです。絶対に優勝しましょう。それでは。