渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【243】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.104【テレビ観戦】

個人の夢、球団の夢。

 

 

こんばんは。渋井です。

今年はどちらも叶えます。

 

8月17日 18:00~Game:104 vs Fighters 15回戦@メットライフドーム

Last:40 Rank:1(+5.5G) 

 

Starting Line-UP

【先攻:北海道日本ハムファイターズ

 7 CF 西川遥輝

12 RF 松本剛

 8 LF 近藤健介

 6 1B 中田翔

 5 3B ブランドン・レアード

22 DH 鶴岡慎也

23 2B 渡邉諒

10 C 清水優心

 9 SS 中島卓也

34 P 堀瑞輝

【後攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

 5 RF 外崎修汰

10 DH 森友哉

60 3B 中村剛也

27 C 炭谷銀仁朗

 8 LF 金子侑司

16 P 菊池雄星

 

【一軍二軍入替情報】

一軍登録:21十亀剣・8金子侑司

二軍降格:17高橋光成・53愛斗

(十亀投手は明日登録される見込みです。)

 

【渋井の戦評】

先発は菊池雄星。現在9勝2敗。最近はメジャー挑戦の話題で持ちきりだが、本人のコメントにもあるように「まずはチームでの優勝」。これが第一。まあFA権を得た選手が「今は考えてないです」みたいなコメントを出すのと同じと捉えているが、表面上でもそうコメントしているのなら、もちろんそのために腕を振ってもらいたい。

そして何より優勝を意識する上で外せないのが今日の対戦相手。現在首位を争うファイターズ。今日の時点でゲーム差は5.5。今カードでの逆転は無いが、勢いを付けさせると非常に厄介。

 

という事で試合。相手先発はまた左腕ですよ。山川が左腕への苦手を払拭しつつあるものの、打線全体としては1・2番が全くダメなので今日も苦戦を強いられそう。相手の自滅があればいいのだが・・。

2回表、この試合与えてはいけない先制点を与えてしまう。7番・渡邉諒に豪快に振り抜かれスタンドイン。気を抜いているわけではないんだろうが、雄星はどうもこういう不用意な被弾が目立つ。最近は特に簡単な失点が後の大けがになるシーンが多い印象。防御率が良くならず、勝ち切れてない部分の原因はここ。更に今日はこの被弾の後、9番・中島の一塁ファールラインボテボテのゴロを雄星が処理を誤り一塁へ悪送球。そもそも投げてもセーフのタイミング、見送ればファールの打球を焦ってしまった。堂々としたエースの立ち姿は無く、目先の1勝を欲しがるアピールする若手のように見えた。そしてこのランナーを1番・西川が外角の直球を綺麗に反対方向へお手本の様に流し打ち、タイムリーに。まるで球に力なく、あっさりと2点目を許した。

しかしその裏、先頭の4番・山川に4試合連発となる第35号ホームラン。回の頭、1球目を完璧に捉えバックスクリーン左へ打ち込んだ。正直凄過ぎて引いた。しかしこのホームラン以降、まるでヒットが出ず。次のヒットは5回裏のツーアウトまで無し。そしてそのヒットこそ7番・中村の同点ホームランなのである。もうこの打線嫌だ・・

同点となった6回表、徐々に雄星も立ち直り、コンスタントに150km/h、質のいい変化球を放るようになってきたが、ツーアウトから7番・渡邉に今日2本目のヒットを許す。次の打者を打ち取るもこの時点で球数は100、打たれたヒットは7本を数えた。そしてその裏、先頭の9番・金子が出塁するとすかさず盗塁、定位置のセンターフライでタッチアップし一死3塁を強引に作り上げた。さすが盗賊。帰ってきましたね。ここで打席は2番・源田。ここまで簡単にやられていたが、この打席は粘りを見せ10球目、しっかり外野に打ち上げ犠牲フライ。ここでようやく1点のリードを得る。

直後の7回表、先頭の9番・中島が打球を叩きつけ内野安打、盗塁、犠打で一死3塁と同じ展開を作られる。が、次の打者に初球を打ち上げさせ浅い外野フライ。タッチアップを許さずに2アウトを得る。勝負は3番・近藤。直球の球速は156km/hまで到達する全力投球。フルカウントとした6球目、ラストボールに選択したボールはまさかのカーブでした。これには意表を突かれたが、投げたコースはど真ん中。タイミングは合わせられ外野の間にポトリ。近藤の技術が成し得たタイムリーヒットでした。

3-3となった。問題はこの後である。ここで投げ負け、落胆してしまった雄星を、4番・中田相手に続投。軽打で繋がれ、5番・レアードにもヒットを許し逆転。気持ちは完全に切れているように見えたが、ベンチがどう判断したのだろうか。エースのプライドを優先して敗着を決めてしまっては意味が無い。結局7回は最後まで投げ切ったのだが、9回に登板したマーティンも1失点し、更に敗色濃厚。勝ちムードは全くなくなっていた。

 

 

【試合成績】

日 020 000 201 | 05 14 0

西 010 011 000 | 03 06 1

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

16 菊池雄星

投球回7 打者33人 被安打11 被本塁打1(2回渡邉・ソロ) 与四球1 奪三振8 失点4

41 相内誠

投球回1/3 打者2人 被安打1 

23 野田昇吾

投球回2/3 打者3人 与四球1

42 カイル・マーティン

投球回1 打者6人 被安打2 被本塁打1(9回中田・ソロ) 与死球1 奪三振1 失点1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:源田①・森・中村①・金子侑

2本:山川①

3本:

 

【失策情報】

P菊池

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差)

 

1 埼  玉 西  武 61-41-2 +20 39 -00.0

2 日  本 ハ  ム 57-46-2 +11 38 -04.5

3 ソフトバンク 51-49-1 +02 42 -09.0

4 千 葉 ロ ッ テ 48-51-3 -03 41 -11.5

5 オ リ ッ ク ス 49-54-5 -05 35 -12.5

6 東  北 楽  天 45-59-2 -14 37 -17.0

 

【総評】

この後の2戦に引き摺ってはいけない。

上沢もマルティネスも絶対に打てない投手ではない。十亀もウルフも絶対に打たれる投手ではない。