今日はもう満点を上げます
こんばんは、渋井です
理想的な試合展開に全渋井の頬が緩む
先発のマウンドには5年振りに武隈祥太が登板。ここ数年はリリーフとしてフル回転、既に「功労者」の肩書きは与えられる程の貢献をチームに残している左腕が、重なる先発投手陣のアクシデントの中、開幕5戦目を任された。対してマリーンズの先発は左腕のブランドン。こちらは2012年までにベイスターズにも所属していた今季加入の新戦力だ。
試合。1回裏、先頭の金子侑司の打球をショートの藤岡裕大が後逸。2番・源田壮亮はカウント2-2からセンター前ヒット。金子もスタートを切っており勢いのまま三塁へ。形を完璧に作った。が、3番・秋山翔吾が併殺打っちゃったんですよね。1点は入るも最悪な形。しかし、ここからもう一度形を作り直す。4番・山川穂高が今季初となるグラウンドヒット(二塁打)を放ち、5番・森友哉の四球の後6番・外崎修汰が三遊間を破るタイムリーヒット。本塁への送球間に走者がそれぞれ進塁し2・3塁。7番・栗山巧が四球を選び満塁で8番・中村剛也。ここでの追加点はならずも打線の圧力は重くのしかけた。続く2回裏、先頭の9番・木村文紀が二遊間を破る安打で出塁すると、すかさず盗塁で好機を演出。続く1番・金子侑司が一塁線を抜くヒットで簡単に追加点を挙げると、その金子も盗塁で二進。2番・源田壮亮もタイムリーヒットを放ち、本塁への送球間に二進。からの三盗を決め3番・秋山翔吾がこれまたタイムリー。流れるように4人で3点を奪い去っていく姿はまさに「盗賊」。
単打
— なっち@やきう「渋井式クロスファイア」連載中 (@1216cf) 2019年4月3日
盗塁
単打①
盗塁
単打① 送球間に二進
盗塁
単打①
うーーーーーん、最高!w#9Carlos #8neko #6Gen #55Shogo #seibulions
なおこの後4番・山川穂高の打席は三振、秋山の盗塁も失敗し三振ゲッツーで終わる。
先発の武隈はリリーフの頃と同じくのらりくらりと打者を打ち取っていくスタイル。球数はかかるものの、危なげなく立ち上がりを済ます。しかし、3回表の2アウトから1・2番に出塁を許し、3番・中村奨吾に3ランを被弾。序盤に打線が5点を取っているためこれでもまだリードを保てているのが頼もしい。4回・5回も持ち味を発揮し、粘りの投球で役割を果たし、勝ち投手の権利を持った状態でマウンドを降りる。
その直前の5回裏、再び3人の走者を溜め、8番・中村剛也に打席が回ると、一発の期待が高まる中この打撃。
走者一掃の3点タイムリー。再び5点のリードを得る。
6回からは2番手には田村伊知郎が登板。今日の影のヒーローは彼。1アウトから角中に四球を与えた後からがPICK UP THE GAMEでしょう。西武の中継ぎといえば四球による所沢式挨拶から崩れていくケースが目立つが、このイニングをこの四球のランナーのみに抑え4凡。7回にも回跨ぎで登板し、3凡。その裏に、2アウトから7・8番の「骨と牙」2人で1点を追加。本塁打なしで9得点。9回には新加入の廖任磊(リャオ・レンレイ)もデビューを果たし、最高の試合を終えた。
しあわせ。