渋井式クロスファイア

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【320】ポケットモンスター ソード&シールド(剣盾) シーズン1・シーズン2前半の対戦感(約100戦)

ポケモンキャンプに癒され続ける男

 

 

こんばんは。渋井です。

旧渋井式ポケモン術さんに「ブログ書け」って念押しておきました。

 

 

今回お話するのは、昨年2019年11月15日に発売された「ポケットモンスター」シリーズの新作「ソード&シールド」内のオンラインポケモン対戦、「ランクマッチ」での渋井的対戦感です。前作「ウルトラサン・ウルトラムーン」から対戦環境に入った初心者の主観ですので、大目に見ていただければと思います。と事前に防衛線を張っておきます。これをきっかけに、新たにポケモンを始める人に少しでも手助けになれば幸いです。

 

 

シーズン1では、なんとか最高ランク「マスターボール級」には到達。新地方「ガラル地方」から新登場のポケモンを使いつつ、相手から繰り出される様々なポケモンと切磋琢磨しながら強くなっていきました。

一番のバトル内でのポイントとなるのが、ダイマックスでしょう。今作のポケモンから、バトル中に1度だけ、3ターン「ダイマックス」状態にする事が出来るようになり、ダイマックスするとHPが2倍に、放つワザも威力が上昇したり、追加効果で能力や天候・フィールドを変化させることが出来たりして、このダイマックスのタイミングで大きく試合展開を分けることになります。また、6匹のポケモンパーティを組む際にも、誰にダイマックスをさせるのか、どのわざを採用するのかで使えるダイマックスわざを決める事になり、戦術の幅が広がったような印象があります。前作までで言えば、特定のポケモンにのみ与えられた「メガシンカ」と、ポケモンに持たせることで発動出来た「Zワザ」が上手く合わさった感じ、と思ってもらえればいいと思います。

 

ダイマックス」ポケモンの代表例

  • ひこうタイプのダイマックスわざ「ダイジェット」による素早さ上昇を利用するパターン。

物理ダイジェットのギャラドス、特殊ダイジェットのトゲキッスの双璧でしょうか。それぞれ「とびはねる」「エアスラッシュ」を習得し、ダイマックスすることでひこうタイプのダイマックスわざ「ダイジェット」を使えるようになります。ダイジェットは使用後にすばやさを1段階上げる追加効果を得られますので、相手によりすばやさが遅かった場合でも、「ダイジェット+もう1撃」を連続で撃ち込めるチャンスがあります。

また、攻撃・特攻を上げる「ダイナックル(かくとうタイプ)」・「ダイアシッド(どくタイプ)」と違い、わざの威力そのものも高いままなのも強いポイントです。先に紹介した「とびはねる(威力85 / 命中85)」・「エアスラッシュ(威力75 命中95)」は、どちらも「ダイジェット(威力130 / 必中)」になります。

 

ダイマックスわざに共通する事ですが、ダイマックスわざによる攻撃は、すべて必中になるのも強みですね。おかげでとくせい「はりきり(攻撃が1.5倍になるが、命中率が0.8倍になる)」のポケモンが、ダイマックスすることにより、命中率低下の影響を受けずに攻撃できるようになります。

 

  • 天候・フィールドを操作し、後続のわざ・ポケモンのサポートをするパターン。

いわタイプのダイマックスわざ「ダイロック」によりすなおこし状態にして、自身のとくせい「すなかき」を発動させるドリュウズ、みずタイプのダイマックスわざ「ダイストリーム」により雨を降らせ、自身のとくせい「すいすい」を発動させるガマゲロゲ他にも、とくせい「サンパワー」のリザードンや、とくせい「アイスフェイス」のコオリッポ等々・・・下2匹は対面頻度は少なかったですが、決まれば強力なコンボにはなり得ます。

フィールドは、特に警戒するのはフェアリータイプのダイマックスわざ「ダイフェアリー」により発動するミストフィールドでんきタイプダイマックスわざ「ダイサンダー」により発動するエレキフィールドで、特に「あくび」を受けて発生する「ねむけ」を、次ターンのダイマックスわざにより発動したフィールドで眠らなくさせる、といった戦法が、ミミッキュパッチルドンで可能になりました(※トゲキッスロトムは宙に浮いているので、フィールドを張っても普通に眠ります!※)。

 

  • 攻撃/特攻を上げた状態で高火力を押しつけてくるパターン。

つるぎのまい」「わるだくみ」「はらだいこ」等の攻撃力上昇のへんかわざを使用したり、もちもの「じゃくてんほけん」を発動させる前提だったり、先述の攻撃/特攻を上げるダイマックスわざを使用する事による火力アップ等様々な用途でダイマックスします。

特に「じゃくてんほけん」はダイマックスとの相性が良く、ダイマックスで2倍になったHPで相手の攻撃を耐え、2段階上昇した火力で反撃する、という形は既に定着しつつあります。とくせい「ハードロック」を活かした高い耐久力のあるドサイドンや、そもそもの耐久力のあり、弱点となるタイプが多めなバンギラス、「ダイジェット」も絡めて相手の3匹を全て先制で叩く全抜きを狙えるトゲキッスアーマーガアドラパルト等、「じゃくてんほけん」を持っている恐れのあるポケモンは多いので、ケアは必須です。

 

  • 耐久に自信がやや無い時に、ダイマックスする事により耐久を確保するパターン。

お伝えの通り、ダイマックスをする事によりHPが2倍になるので、相手の攻撃を1撃耐えないかも・・と言う時にダイマックスを使い、切り返していく戦法もあります。バトル開始1ターン目に不利な対面を作った時に、いきなりダイマックスを使ってしまうシーンも、シーズン1の初期には多く見られました。

他にも、ダイマックス時に使える補助技「ダイウォール」により相手の攻撃を1度防ぎ、慎重にターンを使うシーンもよく見られます。ダイマックス状態は3ターンしか続かないので、相手のダイマックスターンを無くすためにこちらがダイマックスを使う、と言うパターンも少なくはありません。

 

 

ダイマックス」お分かり頂けたでしょうか。その他にも様々な可能性がありますので、お好みな戦略を思い付いたら、どんどん実践していくことをおすすめします。対戦環境の主はここにあるので、言ってしまえばどんなポケモンにも活躍のチャンスがある感じがしてとても楽しいですね。

 

次回はシーズン2が終わる頃に、最終成績を含め載せようと思います。それでは。