渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【321】インターネット・コンテンツの素晴らしさと恐ろしさ、みたいな教訓。

ぼくももうどちらかというとインターネット老人会よりの人間なのかもしれませんので。

 

 

おはようございます。渋井です。

見返すころにどう思うか分かりませんが、これを書いている前日に立て続きに思うことが続いたのです。

 

皆様は、インターネットとどのようにして出会ったでしょうか。

明確な出会いのきっかけは覚えていますでしょうか。

 

ここで言う「インターネット」とは、「オンライン」とほぼ同義のものです。

スマホ・パソコン等の電子機器を扱い、ネット回線を通じてさまざまなサイトにアクセスする行為全般を言います。

自主的にインターネットを扱えるようになるまでの期間には、家庭の事情や興味の度合いにより人それぞれ差は有ると思われますが、平均的には小学校高学年~中学校くらいには、多少の制約を設けられながらインターネットには触れる機会を得られるのではないでしょうか。これはあくまで推測ですので、「私は中学生のころにはまだ扱えなかった!」等の苦情はここでは受け付けません。その時、皆様はどれほどまでに「インターネット」に対する知識を有していたでしょうか?知らないことを知るための検索の技法、ブラウザやアプリを使いゲームをすること、このブログやSNSのような自分の文字を発信できるサービス等、「インターネット」の用途は数多く存在します。特に最後の「発信」の部分に於いては、電話・メールが主流だった数年前とは大きく環境が異なり、LINETwitterInstagramといったSNSは一般的に利用するケースが多くなり、これらを利用することに際して、一切の不安なく行えるような文化になっています。

 

では、皆様はこのようなサービスを使うことを、どのようにして覚えたのでしょうか?

モノには使い方があります。使い方を知らないと使えないモノがほとんどですし、使い方を間違えるとそのモノは正しく機能してくれません。それは「インターネット」の世界でも同じです。

 

今更ですが、事前に注意書きを書いておきます。私はインターネット業界に精通している者でも、この道を研究している者でもありません。一般のインターネット・ユーザーの一人です。

私が始めてインターネットに触れたのは小学5年生の頃でしょうか。当時人気を博していたGREEというサイトのゲームを、親がハマっているついでにやらせてもらえるようになったのがキッカケで、実質的な「私がある程度自由に扱える端末」を手にしました。ゲームのプレイ方法は、親のプレイを見ていたので難なく始められましたが、私の初期知識はその範疇まで。それ以外のコンテンツへ足を踏み入れることは許可されていませんでした。

それから中学生になると、そこで仲良くなった友人に「インターネット」を趣味にしている人がいました。私のインターネット知識は、その時以来進展することなく留まっていましたので、ここで初めてさまざまな世界を知れました。当時好きだったゲームの攻略法が、「攻略本」を介さずに知れる事(当時はこっちが結構衝撃なことの方が多かった)、そして多くの人と文字を通じて交流が出来ることです。その友人は所謂「2ちゃんねらー」で、まあゴリゴリのオタクです。身内・特に渋井界隈にはよくネタにしていますが、私をオタクの道に歩ませた諸悪の根源と言い伝えさせてもらっています彼です。ここで私を1番に楽しませたのが、「共通の趣味を持つ人と共通の話題で盛り上がる」という事です。もちろん、インターネットを介さずとも共通の趣味を持つ友人はいたのですが、それとは別に新たな世界を知れた楽しさも追加され、こちらの世界にハマるようになりました。再度申し上げますが、この時点でインターネットに対する知識は無に等しいです。

時は過ぎ、中学3年生の頃に不特定多数の人とコミュニケーションをする目的でTwitterを始め、ある程度インターネットでの人との交流にも慣れ、いつしかインターネットがある生活が当たり前になってきました。世代的にもちょうどSNS文化が主流になり始める頃で、「インターネットの危険性」みたいな教育を学校でされる機会も多かった覚えがあります。言ってしまえば当たり前の話で、「個人情報をネットに掲載しない」「ネットで知り合った人と直接会わない」などです。これらはインターネットを通じて発生するトラブルを防ぐための代表格みたいなもので、学生の頃には大人たちから口酸っぱく言われ続けたと思います。

 

話を戻します。「インターネットの使い方」の問題です。一般的に教わるのは、「インターネットの間違った使い方」ばかりで、正しいあり方を知る機会は限られていませんか?そんなもの、興味がある人が学べばいいと思いがちですが、まずどう学ぶのかすら示されていない状態がスタートラインなのです。正しい情報を得るための「検索」、検索による情報の取捨選択、他人との「交流」、これらを適切に使うための事前知識は、どこで得たのでしょうか?

振り返ってみると、全ては経験です。インターネットを正しく使うには、インターネットを使ってみる事が一番の近道です。もちろん、闇雲に使い続けることはトラブルの原因にしかなりませんので、この辺の線引きは難しい部分もあるんですが、それはインターネットに限った話ではありません。現実も同じです。

「検索」に関しては、現実とリンクする部分が多いと思います。先の私のように、ゲームで行き詰った時に攻略法を調べたり、インターネットを利用している最中に起きた不具合の解決法を調べたりと、自分の身の回りのことを解決するには最善の方法だと思います。しかし、インターネットに掲載されている情報が、必ずしも本当である確証はありません。今私が記述して、貴方が読んでいるこの文章でさえ、全てを鵜呑みにして読むべきではないと考えます。まあ私の話の信憑性は、私自身の信頼に直結する部分なのですが・・・。しかし、それほどまでに現在のインターネットにはデマが大量に存在する、ということです。私もインターネットを使いたての頃には、割と高めの頻度で騙されていました。全ての情報を疑ってかかれ、とは言いませんが、全ての情報を信じるくらいなら、疑ったほうが安全とは言えると思います。これが情報の取捨選択の難しさです。有名サイトやテレビ局・新聞社のような大手なら安心、個人運用のブログやSNSはやや危険、という見方でもいけませんし、大多数の意見が正しい、少数意見は間違い、とも限りません。書いてあることが全てではなく、自分で考えることが大切です。

そして、何より恐ろしいのが「交流」です。文字でしか意思疎通が出来ない環境にある「インターネット」に於いて、与えられる印象は文字のみです。対面での会話と違い、表情・言葉の強弱・身振り等は相手に届きません。何気なく書き込んだ一言が、大きな勘違いを生むこともありますし、それこそが「デマ」の原因になることもあります。特にSNSに於いては、何気なく発した一言は全世界に向け発信されます。仮にその一言が誰かを傷つける可能性があったとしたら。仮にその一言が誰かを不快にさせていたら。仮にその一言が間違った情報を含んでいたとしたら。その発言者である貴方は、どう対応しますか?どう対応が出来ますか?個人で運用している貴方のアカウントの信頼は、貴方の評価に直結します。匿名性のあるインターネットとはいえ、そのアカウントが在り続ける以上、その架空の名義・存在は貴方そのものです。世界中が貴方と対面していると思ってください。インターネットで発する文字を、現実で言葉として発せますか?もう一度、貴方の発言を見る可能性のある相手の立場になって考えてみてください。インターネット上でのひとつひとつの発言には、常に責任が自分自身に付きまといます。それを忘れないでください。

 

ここまでの話は「世界」とか「誰か」とか、あまりにも規模が大きく不透明で、実感の無いものだと思われます。なので、そんな話自分には関係無い、と思われるのも仕方ないと思います。私だって常に意識しているかといわれるとそうではないですし、むしろ私自身がインターネットを正しく使えているとは思えません。それは、インターネットを使い始めるときに一切知識を知らずに使い続けたのが一因にあります。一度慣れたものを変えていくのは難しいです。だったら、使い始めるときに最初からネットリテラシーを身に付けていた方が後々楽です。私の頃は「ネチケット」なんて呼んでましたが、もう死語でしょうか。それこそ、一度「ネットリテラシー」を検索してみては如何でしょうか。私のような長文考察ニキがいっぱい出てきますので、今一度インターネットの正しい使い方を学んでみましょう。

 

それでは。

 

 

なるべくネットスラングは使わんようにと思って意識したら漢字ばっかの厨二見たいな文章になった。何回「まあ半年ROMれって事っすw」って書きかけたか分からん。あと猛虎弁とINM語録はめっちゃ気を使って封じた。普段どんだけ使ってんのかはっきりわかんだね。

 

 

あ、なんでもないですよ。なんもないです。