渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【282】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.138【テレビ観戦】

夢は、見過ぎない方が良いです。

 

 

こんばんは。渋井です。

叶わなさそうなくらいがちょうどいい。

 

9月30日 18:00~ Game:138 vs Fighters 22回戦@札幌ドーム

Last:06 Rank:1(M1

 

Starting Line-UP

【後攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

 1 DH 栗山巧

60 3B 中村剛也

10 C 森友哉

 9 RF 木村文紀

 8 LF 金子侑司

54 P ブライアン・ウルフ

【後攻:北海道日本ハムファイターズ

 7 CF 西川遥輝

33 RF 大田泰示

 8 LF 近藤健介

 6 DH 中田翔

58 3B 横尾俊建

21 1B 清宮幸太郎

23 2B 渡邉諒

22 C 鶴岡慎也

 9 SS 中島卓也

57 P 杉浦稔大

 

【渋井の戦評】

 

本拠地胴上げが無くなったが、変わらずしてマジック1。ここから札幌で4連戦。もう札幌での歓喜は決まったようなものです。2008年、前回の優勝決定も札幌でした。何か縁があるのでしょうか。

ちなみに、2008年の優勝の時は他力決定だったそうです。ライオンズが負けたのにマジックが1つ減り優勝決定。

sp.seibulions.jp

 

 

そして今季。

sp.seibulions.jp

最後は他力でした!!M11点灯してからずっと負けなかったのに!!ここに来てライオンズもホークスも負けた!!!!

 

【試合成績】

西 000 001 000 | 01 08 1

日 001 120 00X | 04 08 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

54 ブライアン・ウルフ

投球回4 1/3 打者23人 被安打8 与四球4 奪三振4 球数93

23 野田昇吾

投球回1/3 打者1人 

21 十亀剣

投球回2 1/3 打者7人 与四球1 奪三振2

36 伊藤翔

投球回1 打者3人

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

0本:栗山①

1本:浅村・森・木村・金子侑司

2本:源田・山川

3本:

 

【失策情報】

3B中村 3回、ライン際のサードゴロを一塁へ悪送球。山川のグラブに当たっていたようにも見えたが・・。

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差)

 

1 埼  玉 西  武 84-52-2 +32 05  V

2 ソフトバンク 76-58-1 +18 08 -07.0

3 日  本 ハ  ム 71-62-3 +09 07 -11.5

4 オ リ ッ ク ス 62-72-5 -10 04 -21.0

5 千 葉 ロ ッ テ 57-72-3 -15 11 -23.5

6 東  北 楽  天 56-79-3 -23 05 -27.5

 

【総評】

リーグ優勝達成!!

2008年の時と同じく、札幌で負けて優勝。2008年はその後に日本シリーズを勝ち抜いているので、良い縁起があるという事で。いよいよ悲願達成です。

という事で、お楽しみの共同記者会見とビール掛け。ビール掛けの発言はみんなもう何言ってるんだかゴッチャゴチャなので楽しんでいただくとして、会見の質問の中で面白い質問があったので、本ブログではこちらをピックアップ。

 「今年のライオンズの試合の中で、印象に残った試合は?」

 

数々のミラクルゲームを演出してきた今季のライオンズ。ファンが挙げるベストゲームと、選手が思う所とそれぞれ照らし合わせてみたい。

 

#85辻監督・#16菊池雄星選手セレクト

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菊池雄星、対ホークス戦プロ入り初勝利。これはやはり本人は挙げるでしょうね。つい直前のカードの試合という事もあり、記憶に新しいところもあると思いますが、シーズン佳境の大事な試合に、このような勝利を掴み取れたこと、全体を後で見渡してみても強く残る試合だと思います。この試合で、優勝マジックを「1」にした、と言うのも大きいですね。

 

#3浅村栄斗選手セレクト

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この試合はもう記事の冒頭から見てみても、書いてる当日の時点でベストゲームとなる確信をしてますよね。会見では「山川のヘッドスライディング」と言いましたが、それを引き出したのは先頭のあなた自身のヘッドスライディングですからね。勝利に飢えた獅子の姿を余すことなく堪能できる試合です。

 

#33山川穂高選手セレクト

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これが開幕16戦目の出来事でしたか。今季の西武打線を象徴するような、8点差逆転試合。今季の打線は強力だと騒がれはじめ、その勢いは最後まで衰えることなく、「打のチーム」のまま10月を迎えています。「観客が途中で帰らないような試合をしよう」。会見での山川選手の言葉、シーズン終盤のヒーローインタビューで栗山選手も言っていましたが、こんな試合を魅せられて帰れる訳が無いじゃないですか。

 

#60中村剛也選手セレクト

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3番・浅村、4番・山川、5番・栗山のクリーンナップ三連発の試合。その試合で6番に入っていた中村選手は、4者連続とはならずとも、3-3の同点で延長に入って、決勝ホームランを打ったのは、中村選手です。これだけ好調だった9月の中村選手でさえ、1打席の凡退に「悔しい」と思う事が、次の成果につながっているのでしょうかね。この試合はエラーを取り返した意味の方が大きかったような気もします。

 

#1栗山巧選手セレクト

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栗山選手の満塁弾で初回に先制、苦しい試合展開の中で終盤に中村選手の3ランで決着。優勝マジック「11」を点灯させた一戦。苦手・ホークス相手に、「勝てる」事を強く実感した3連戦3連勝でしたね。いよいよこの試合の当たりで、少々後ろ向きな考えをしがちなファンの皆様も「優勝」を意識したのではないでしょうか?

 

#55秋山翔吾選手セレクト

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今シーズン一番の秋山選手のドヤ顔。現地に行ってたら絶対泣いてた。テレビの前でも泣きそうだったのに。今シーズンのライオンズには、どれだけの感動を与えてもらっただろうか。これからも更に感動できる場面を用意してもらえること、期待しています。

 

 

#18多和田真三郎選手セレクト

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多和田選手のパパ初戦ということでセレクトされた一戦だったが、初の1・2番入れ替え、1回表にトリプルプレー、浅村選手の逆転3ランで伊藤選手のプロ初勝利の権利を受け、ヒース選手のバースデーセーブと見どころ満載モリモリの一戦。多和田選手の後を受けてピンチを抑えた小川龍也選手の初・お立ち台もこの試合でしたね。

 

#30榎田大樹選手セレクト

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正直、榎田が阪神に投げて勝った、と言うのは覚えているが、試合内容はさっぱりなので自分でもブログを読み返している。なるほど相手先発は藤浪だったか。当然のように10点取り、そして文章の感じだと前の試合に10失点してるな?本当に最初から最後まで何も変わってないじゃないか。打者も投手もずっと安定していた。

 

 

会見からのピックアップは以上です。もうちょっと質問のクオリティが高いと面白かったのにな。それでは、祝勝会を置いておきます。30分、口角を上げっぱなしでお楽しみください。それでは。