渋井式クロスファイア

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【245】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.106【速報+テレビ観戦】

とりあえず1勝はしましたからね。

 

 

こんばんは。渋井です。

おまけで勝ち越せれば儲けです。

 

8月19日 18:00~Game:106 vs Fighters 17回戦@メットライフドーム

Last:38 Rank:1(+5.5G) 

 

Starting Line-UP

【先攻:北海道日本ハムファイターズ

26 RF 淺間大基

 7 CF 西川遥輝

 8 LF 近藤健介

 6 1B 中田翔

 5 3B ブランドン・レアード

 3 DH 田中賢介

22 C 鶴岡慎也

23 2B 渡邉諒

 9 SS 中島卓也

27 P ニック・マルティネス

【後攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

10 DH 森友哉

 5 RF 外崎修汰

60 3B 中村剛也

37 C 岡田雅利

 8 LF 金子侑司

54 P ブライアン・ウルフ

 

 

【渋井の戦評】

お互いに負けられない試合でありながら、先の40試合弱を見据えながらという感じになっているこのカード。特にリリーフの起用が命運を分けている。第1戦はエース・菊池雄星に粘らせ、中継ぎを起用しなかったライオンズが撃ち込まれ、9回に登板したマーティンも被弾。ファイターズは6回にルーキーの西村を起用し、その先は勝利の方程式をしっかり使い盤石の勝利。第2戦はライオンズが同点の6回に今年から中継ぎとして起用されている相内・齋藤を起用。こちらも失敗したものの、今度は相手の勝ちパターンのトンキンを打ち込み勝利。どこでベンチが勝負を仕掛けるのか、こちらもカギになって来ます。

 

試合。先制はファイターズ。初回、4番・中田タイムリーヒット。しかしその裏、3番・浅村にホームランが出てすかさず同点に。4回表、8番・渡辺タイムリーヒットが出て勝ち越し。なんかめっちゃ渡辺に打たれるな。その裏、6番・外崎にホームランが出てすかさず同点に。この光景さっきも見た。

6回表、先頭の時点で92球を投げているウルフ、そろそろ継投のタイミングであろう。が、前日に5人中継ぎを使っているので、なるべく最少人数で済ませたいところ。明日試合がない事を考えるとやや使い込むことはできるが、それでも休ませられるなら休ませたい。が、休ませることを目的とし過ぎて勝つことをおろそかにはできないので、行く場面では決断も必要。2本のヒットで1・2塁を作られ、100球を越えたところで7番・鶴岡。ここでタイムリーヒットを打たれ再度勝ち越される。続く打者はここまで2安打の8番・渡辺。この次から9~3番が左打者な事を考えると、この1人に継投とは考えにくかったか。この渡辺にも痛打されついに2点差が開く。ここで予定通りリリーフ。2番手は武隈。9・1番を2人三振に切りこれ以上の失点は許さない。6回裏、こちらも80球投げているマルティネス。あまりピンチを広げるとラストイニングと考えないといけない場面で、2四死球。打席は5番・森。次がホームランを打っている6番・外崎なので、自分なら継投したい。が、ここは続投。結果この2人を打ち取り、ちょうど100球目で役割を終える。

 

7回表。ここも予定通りと言うべきか、ここまでが役割である、2・3番と続く左打者に武隈が回跨ぎで対峙。ここの選択も難しくて、ピンチを抑えて一度ベンチに戻ってきた投手は、回を跨いで登板すると結果を残せないケースが多い。ので、この回の先頭に新たな左投手を用意する判断もあった。ライオンズの今のリリーフには武隈の他に齋藤大将・野田昇吾と左投手が3人いるので、ここで1人使ってもまだもう1人残せるのが強みにもなる。が、この時点で2点ビハインドなので、なるべく少ない人数で済ませたいと思うのが自然だろう。冒頭でも言っている通り、「勝てれば儲け」と思っているなら、ここは納得です。そして武隈の投球結果は、四球・被安打。まずいですよ!4番・中田からの右打者にはたまらず平井を投入。試合を壊さないための最後の砦と言っても良い。まずは中田を逆球に見えたが空振り三振。逆球になってよかった球だ。続く5番・レアードへの投球は、フルカウントからのインコースのストレートが決まったように見えたが、審判の手が上がらず四球。これには平井もがっくり。6番・田中にもめげずにインコースを突き、6球目を打たれるも、ファースト真正面のライナー。走者が戻れず最高の併殺を奪えた。砦は守りきった。そして7回裏。なんとマルティネスが続投。こちらも前日にトンキンが打たれた上、結構な球数を要していたので使いにくかったのだろうか。先頭の7番・中村が単打で出塁、代打・栗山も四球を選び、無死1・2塁で9番・金子。昨日手のひらを返したばかりだが、今日も代打を出されない。マルティネスのラストボールはインコースへ。これを流し打つと、打球は広く開いた三塁線へバックスピン。これがブルペン横まで転がるタイムリーヒットになり1点差。ハムキラー・金子侑司が出来つつある。1番・秋山からの左打者2人に公文がリリーフ。おそらくトンキンの8回に7回の宮西が回るであろうから、ここで宮西と言う選択はしにくかったはずだ。秋山には四球を出したが、2番・源田は抑えなんとか1アウトは取った。続く3番・浅村からの右打者へは誰を出すかと思ったら、なんと公文が続投。これには驚いた。

そしてその5球目。今季左腕投手からの本塁打0の男のバットから、その打球は放たれる。

キャプテン。カッコよすぎるって。

 

試合は8回にマーティンが少しドタバタしたが、問題なく勝利。勝ち越しに成功しました。素晴らしい!出来過ぎ!!

 

【試合成績】

日 100 102 000 | 04 12 0

西 100 100 50X | 07 07 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

54 ブライアン・ウルフ

投球回5 1/3 打者26人 被安打10 与四球1 奪三振5 失点4 球数112

48 武隈祥太

投球回2/3 打者4人 被安打1 与四球1 奪三振2

25 平井克典

投球回1 打者3人 与四球1 奪三振1

42 カイル・マーティン

投球回1 打者6人 与四球3 奪三振2

68 デュアンセ・ヒース

投球回1 打者4人 被安打1 奪三振2

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:秋山・外崎①・中村・岡田・金子侑司①

2本:浅村⑤

3本:

 

【失策情報】

なし

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差)

 

1 埼  玉 西  武 63-41-2 +22 37 -00.0

2 日  本 ハ  ム 57-48-2 +09 36 -06.5

3 ソフトバンク 53-49-1 +04 40 -09.0

4 千 葉 ロ ッ テ 50-51-3 -01 39 -11.5

5 オ リ ッ ク ス 49-56-5 -07 33 -14.5

6 東  北 楽  天 45-61-2 -16 35 -19.0

 

【総評】

勝ち越しに成功!!最高!!

次の直接対決は9月頭の帯広2連戦。ここまでにマジックとか点灯させておきたいですよね。