渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【237】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.099【テレビ観戦】

本塁打に関する記録に、名前が載らない訳にはいきません。

 

 

こんばんは。渋井です。

中村剛也・7試合連発なるか。

 

8月11日 18:00~Game:099 vs Eagles 19回戦@楽天生命パーク宮城

Last:45 Rank:1(+5.0G) 

 

Starting Line-UP

【先攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

10 DH 森友哉

 5 RF 外崎修汰

60 3B 中村剛也

 1 LF 栗山巧

37 C 岡田雅利

54 P ブライアン・ウルフ

【後攻:東北楽天ゴールデンイーグルス

25 CF 田中和基

 5 SS 茂木栄五郎

35 LF 島内宏明

 8 3B 今江年晶

33 1B 銀次

40 DH ゼラス・ウィーラー

 4 RF 岡島豪郎

37 C 嶋基宏

67 2B 西巻賢二

11 P 岸孝之

 

【渋井の戦評】

8月11日は山の日です。山と言えば1番・秋山、4番・山川、8番・栗山と山の付く選手が多いという事もありますが、西武全体が山賊打線なる異名がついていますから、今日は我々の日にしましょう。

そして、今日の注目は何といっても7番・中村剛也。相手チームファンや、デーゲームで試合を終えた他球団ファンも多くが注目する7試合連続本塁打という日本記録に挑みます。ここまで7試合の達成者は2人。世界の本塁打王王貞治と、阪神歴代最強助っ人ランディ・バース氏の二人。ここに名を刻んでも遜色はありません。堂々と名を残しましょう。

 

では試合。初回、ヒット、四球でチャンスを作ると、元西武のエースに強い3番・浅村。立ち上がりに苦しむ相手の、カウントを取りに来たボールを強振。

完璧。

 

驚きは2回。岸孝之が降板した。原因は調べていないが、初回3失点で降板。都合よくKOしたと捉えておこうか。2回からマウンドはルーキーの近藤弘樹。3連投らしいです。その投手が2回からリリーフ・・何回投げるんでしょうか?

まずは2回表。この回も1番・秋山のヒットから、2番・源田のフルカウントからレフト線に落ちるタイムリーツーベースであっさり追加点。3番・浅村にもタイムリーが出て5点目。暴投・進塁打・犠飛で6点目も奪う。3・4回は抑えられるも、5回、ヒットと盗塁でチャンスを作り、7番・中村がホームラン・・とはいかずともタイムリーで7点目。ランナーをさらに1人置いて1番・秋山の2点タイムリー。6回からは3番手・久保裕也がマウンドに上がるも、先頭の4番・山川が3試合連発となるホームラン。10得点の猛攻を見せつけた。

 

あとは中村の本塁打だけ、という6回10得点。2アウトランナーなしの100%狙っていい場面。久保も逃げずに勝負を挑んできたが、ここは中村は三振。落ちる変化球を振ってしまったが、まだもう1打席ある。

投げては先発・ウルフが力投。今日は初の岡田とのバッテリーだったが、このコンビが絶妙。単にウルフの調子が良かっただけともとれるが、7回無失点はさすが。8回は相内三者連続三振とパーフェクトリリーフ。そして9回表の中村の最終打席へ。相手投手は松井裕樹。10点ビハインドで何故この投手が出て来るのか。所謂ビハインド要員が多くいないんだろう。しかし相手は誰でも本塁打のチャンスが無いわけではない。積極的に初球からスイングするも、ファール。2球目もファール。ボール・ボールで5球目のチェンジアップをミート。するも力なくショートへ・・。7試合連発とはならなかった。そして9回裏は1軍初登板となるK.マーティンが登板。先頭打者に死球を当てるも、ランナーを出してからも冷静に制球し、ここから三者凡退に抑えた。特に枡田相手に投じた三振を奪ったラストボールのインローのストレートは素晴らしかった。角度と威力のある直球と、スライダー、チェンジアップが適度に散らばるタイプ。何よりランナーを気にせずに投球出来ているのが良い。あとは僅差の緊張感のある場面での投球を見て、ということになろう。新戦力、期待しています。

 

【試合成績】

西 330 031 000 | 10 10 0

楽 000 000 000 | 00 06 1

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

54 ブライアン・ウルフ

投球回7 打者25人 被安打6 与四球1 奪三振5 失点0 球数88

41 相内誠

投球回1 打者3人 奪三振3

42 カイル・マーティン

投球回1 打者4人 与死球1 奪三振1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:源田①・山川①・中村①

2本:浅村④・外崎

3本:秋山②

 

【失策情報】

なし

 

【順位表】

(順位~球団名~勝利-敗北-引分~貯借金~残試合数~1位とのゲーム差)

 

1 埼  玉 西  武 60-38-1 +22 44 -00.0

2 日  本 ハ  ム 55-43-2 +12 43 -05.0

3 ソフトバンク 47-48-1 -01 47 -11.5

4 千 葉 ロ ッ テ 45-49-3 -04 46 -13.0

5 オ リ ッ ク ス 47-52-4 -05 40 -13.5

6 東  北 楽  天 43-56-2 -13 42 -17.5

 

【総評】

60勝一番乗り!

無失点10得点とかもう最高。逆に冷静になれる。