渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【318】PICK UP LIONS 2019 Game:050「投げ放つ雄姿は″過去の自分″を超える!!刻み込まれた投球は後続の投手にも繋がり最高の試合となる!!」 2019.05.31

同級生の誇りですわ

 

 

こんぱんは、渋井です。

千葉現地でした。

 

 先に言いますが、現地観戦今日じゃなくて本当に良かった。雲泥の差がありますよね。6月1日の試合結果、10回裏サヨナラ負けです。

 

今回の記事は昨日のお話。

今季初のマリン観戦でした。スタメンはこんな感じ。先発投手に高橋光成、8番スタメンは戸川大輔。ともに同級生です。

 

1回裏、その戸川にライト守備でミスが生まれた所から2点を失う。も、2回表にすかさず6番・中村剛也のタイムリーで反撃。相手先発・二木康太の粘りもあり、両投手の投げ合いへと展開。ランナーを許しながらも、ホームは踏ませない意地を見せ合った。ゲームが動いたのは5回表。先ほどミスのあった戸川にこの一振り。

技ありのミートでそのままスタンドへ突き刺す、誰もが嬉しいプロ第1号。現地で見てるとこの打球がとにかく見辛く、気が付いたらスタンドインしてました。この1発で目覚めた打線は、9番・金子侑司が三塁線に打球を転がしサード内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を成功させ、四球を挟み3番・外崎修汰に勝ち越しタイムリーが飛び出してゲームの主導権を握る。

 

援護直後に吐き出してしまうのは西武先発投手陣にはよく見慣れた光景で、注目したいのは5回裏の高橋光成の投球。1アウトから1番・荻野貴司に今日3本目のヒットを許し、盗塁で得点圏へ進塁。3番・中村奨吾の打席はフルカウントまでもつれるも、最後は三振を奪いピンチを脱出。6回にも無死1・2塁のピンチを背負うも、1アウト後に7番・岡大海を併殺に打ち取る。この姿、まさにエースになる男。それは相手の二木康太も同じで、3点目を取られた後の6回表を三者凡退、7回表は二死1・2塁のピンチも無失点で切り抜け、息詰まる試合を続けてくれた。

熱視線は7回裏。代打の香月一也・三木亮を抑えるも、1番・荻野貴司に今日4本目の安打を許すと、最後のイニングと告げられていたからなのか、勝負所と気負いすぎてなのか、2番・鈴木大地、3番・中村奨吾に連続四球。個人的にはこの四球は悲観していなくて、今迄の敗戦パターンと言えば、少ないリードをもって終盤に入り、先発が粘り切れずに痛打を浴び降板、負けているのに勝ちパターンの投入・・と言ったケースが多かった。それゆえの、「絶対に打たれてはいけない」という気持ちの出過ぎた結果なのだろうと信じる。これをしっかり抑えて帰ってくるようになるのは、また次回以降、次の成長としてでも全然遅くない。2番手は当然平井克典。1点リードの2アウト満塁というしびれる場面で、4番・井上晴哉。それでも絶対の信頼があるから、この場面で光成を代えられたし、平井をマウンドに送れたんだと思う。追い込んでからファールで粘られ、フルカウントになり、10球目。井上の打った打球はこれまた絶対の信頼のあるショートへ。

 なんか8回も投げてたのは気に食わんが最高の仕事を果たしてくれました。今日打たれたのも文句言えねえよ。

 9回は増田達至が今日は粘られながらも3人で締め、最高の勝ち試合を終えた。

 

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ヒーローは初ホームランの戸川大輔でした。2019年、若獅子の成長の機会が多くていいですね。成長してもらわないとやっていけないチーム事情がありますが。