【197】コッテコテの野球ファンですが、サッカー見てもいいですか？ 2.vsセネガル【2018ロシアW杯日本代表】

スターターの11人は初戦と全く同じ。初戦の時は得点を取るために4本田圭佑選手を途中交代で入れていましたので、それが成功したなら最初からそれでもいいじゃないかと思ってしまいましたが、これは野球の代打のようなものなのでしょうか。本田選手は守備がやや弱いとは聞いたことがありますので、おそらくそういう事なんでしょう。と、認識しておきます。

それでは試合。最初からセネガルの選手が積極的にボールを持つ日本選手相手に猛進してきます。怖い。体格差はもうどうしようもないので、なるべく取られない位置にパスを、相手が来る前にドリブルを、出来れば良いんですけどね。なかなかうまくいかず、相手がボールを持っているシーンが多く、ついには先制点を許してしまいます・・。ゴール前付近に上がったボールをクリアしようと8原口選手がヘディングしたボールが相手に渡ってしまい、そこからのシュートを1川島選手がパンチした所、それもまた相手選手の目の前へ。不運と言うべきか、守備が甘いと言うべきか・・。

この失点から、日本側は選手を変えずして、選手のポジションを変更したように見えました。中盤の位置に居た17長谷部選手が1番後ろに、サイドバックの2人が中盤に入り攻撃の起点になるような形。

フォーメーション変えた？
— 渋井なっち@7/6-9関西 (@1s_God) June 24, 2018

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7柴崎・10香川両選手も頻繁に守備側のポジションでよく見かけるようになり、明らかに戦術を変えてきたな、と言うのは分かりました。そしてこの戦術がハマります。一通り守備を終えて自陣でボールを動かしていたところ、7柴崎選手から左サイドを駆ける5長友選手へのロングパス。これが通り、相手守備2選手を躱したようにボールを避けた位置で、14乾選手がそのボールを受け、落ち着いてシュートを決めました。アッと言う間の得点劇。流れるようなボールの移動。ゴール後の5長友選手の「してやった」顔は強烈でした。

前半は1-1で終了。後半に入ると、セネガル側のプレーがさらに激しくなり、同じような時間に17長谷部・3昌子両選手が顔を引っ叩かれる。堪らずイエローカードが出されたが、ありゃ何の格闘技なんだ。明らかにセネガルの選手は苛立っているように見えたな。こういう時は隙が生まれがちなのでしっかり見極めて活かしたい。と、思っていた矢先、激しい攻撃をついに止めきれず、左サイドからの攻撃から逆に展開され、シュートを決められる。1点のリードを許したところで、なんとか得点すべく、代打の切り札、4本田選手を投入。それだけでなく、攻撃的な選手の9岡崎選手もほぼ時を同じくして投入された。

何とか1点を、の想いは最高の形で実る。岡崎選手の交代直後、右サイド寄りから攻撃すると、15大迫選手のクロスボールのようなパスが入る。これはキーパーに弾かれるが、この弾かれたボールを左サイドの14乾選手が拾うと、すかさず中央へ入れ直す。先のプレーでやや前に出ていたキーパーを9岡崎選手が体で止め、ボールの行く先は4本田選手。得意の左足を振り抜きシュート。再び日本が同点に追いついた。

ここからの攻防は、お互いに勝ちを意識したプレーが続き、両軍とも絶好機を演出するが得点は入らず、そのまま後半が終了。日本からすると、負けかけた試合を引き分けに持ち込めた、価値ある引き分けだったのではないだろうか。

【試合結果】

日本 2 - 1 セネガル

【得点選手】

前半11分　10サディオ・マネ

前半34分　14乾貴士

後半26分　22ムッサ・ワゲ

後半33分　4本田圭佑

【途中交代(日本代表のみ)】

後半27分　10香川真司→4本田圭佑

後半30分　8原口元気→9岡崎慎司

後半42分　14乾貴士→11宇佐美貴史

【カード】

後半14分　19エムベイェ・ニアン

後半23分　14乾貴士

後半45分　12ユスフ・サバリ

後半45分+　11シェイク・エンドイェ

後半45分+　17長谷部誠

【総評】

ナイスゲーム！！！！

やっぱ本田圭佑さんってスターだわ。これだけボロクソ言われていながら、しっかり結果でアンチを見返していく姿、カッコ良いと思います。ケイスケ・ホンダですわ。

次戦は予選突破を懸けた戦い。28日の23時からです。引き分けなら突破できるみたいですが、是非勝って決めてほしいですね。それでは。

渋井式クロスファイア

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