渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【179】2018年・埼玉西武ライオンズ GAME.053【テレビ観戦】

昨日は雨で試合がありませんでした(事後承諾)

 

 

こんばんは。渋井です。

十亀剣 vs 雨 今回のスライド登板は日を開けずに翌日です。

 

 

6月7日 18:00~Game:053 vs Baystars 2回戦@横浜スタジアム

Starting Line-UP

【先攻:埼玉西武ライオンズ

55 CF 秋山翔吾

 6 SS 源田壮亮

 3 2B 浅村栄斗

33 1B 山川穂高

 1 LF 栗山巧

 5 RF 外崎修汰

60 3B 中村剛也

37 C 岡田雅利

21 P 十亀剣

【後攻:横浜DeNAベイスターズ

 1 CF 桑原将志

 8 RF 神里和毅

99 1B ネフタリ・ソト

25 LF 筒香嘉智

51 3B 宮﨑敏郎

38 2B 山下幸輝

39 C 嶺井博希

48 P 京山将弥

 9 SS 大和

 

【一軍二軍入替情報】

一軍昇格:15大石達也(中継ぎ投手補充)

二軍降格:30榎田大樹(登板機会なし) 

 

 

【渋井の戦評】

 

打つべき人が打てば、試合には勝てる。

それが6月5日の試合であり、4月に猛威を振るった打線の1つのポイントだった。1-2番がチャンスを作り、クリーンナップが返す。下位打線も時にいやらしく、時に大きく多様な打撃を見せ、不調な野手、失点してしまう投手を幾多も助けてきた。それが4月の絶好調であった。

それが5月に入り、4番・山川穂高の不調、5月後半からは5番を打つ森友哉栗山巧に以前ほどの状態の良さがうかがえなくなり、ついには3番・浅村も得点圏に弱くなりだし、恐れていた連続無安打の時期も始まった。負の連鎖のきっかけとして上げられる事の多い5月8日の雨の大宮から1か月、そろそろ振り払う時期だ、という起点となる試合になり得るのが、前の試合、6月5日の4本塁打8得点であればいい。そして、来る6月12日の大宮開催で、山賊打線完全復活としようじゃないか。その足がかりとなる、良い流れを継続、今日の各選手の活躍となれ。

 

まずは初回の5番・栗山巧。二死1・2塁から、インコース高めの直球を振り抜きライトスタンドへ第3号スリーランで先制。2巡目には3番・浅村栄斗の2試合連発となる第12号ソロ。試合も決まりかけた7回表には、4番・山川穂高にも2試合連発となる第18号ツーラン。クリーンナップそろい踏みに、栗山・浅村にはそれぞれタイムリーも生まれるなど今日も元気に9得点。タイムリー欠乏症と言われがちだが、ぶっちゃけ点が取れるならどんな形でも良い。そう思う事にする。点が取れなくなった時に初めて、点を取る作戦を考えればいい。

 

打線は良いんだ。打線はな。

いや、先発の十亀も今日は良かった。3回まで9人で完全に抑える立ち上がり、4点のリードのあった4回裏にソトに本塁打を打たれ2点を返されるが、十亀の場合は1被弾はご愛嬌。ズルズル行かずにQSしてくれれば問題はない。

7回途中にピンチで1本タイムリーを打たれ降板となったが、この鋼板のタイミングも決して間違いではないと思う。それまで3打席、内容の良くないままノーヒットだった1番・桑原にも意地があった、という事だ。十亀が投げ切れなかった、と言う風には映らなかった。そのピンチを受け継ぎ、2番・神里以降と対峙した武隈。ここに今の西武の弱さがある。

交流戦に入る前から、負ける試合はもちろん、勝ち試合にも中継ぎの崩壊がつきものだ。武隈に限って言えば、記憶にも新しい5月30日の広島の悪夢があるが、そもそも左のワンポイントのような働きを期待されていた野田昇吾6月2日の計算外の乱調で1軍におらず、平井もここまで25登板(21と2/3イニング)で7被弾と、被弾の印象の強い十亀(10先発・63と2/3イニング)と同数を叩き出すハイペースを記録。8回のワグナー、9回の増田を軸として、先発投手の7イニングを毎回の義務とするのはさすがに酷なので、僅差の6・7回に投げられる投手を決めるのが現状1番の課題。とはいっても、そんな選手は急に出て来るはずも無いので、いる選手を使うしかない。という言い方は少し雑だが、こればっかりはそういうチーム編成なのでもうしょうがない。ぼくはこの数日でそう諦めました。

話を今日の試合に戻しましょう。2番手で登板した武隈3番・ソトに満塁ホームランを被弾して1点差とされました。結局逃げ切りには成功したんですけど、後味の悪い勝利です。今日も快勝で弾みをつけるはずだったのに。

 

 

【試合結果】

西 301 020 201 | 09 11 1

横 000 200 500 | 07 07 0

 

【投手成績(ライオンズのみ)】

21 十亀剣

投球回6 2/3 打者28人 被安打5 被本塁打1(4回ソト・2ラン) 与四球3 奪三振3 失点5 球数114

48 武隈祥太

投球回1/3 打者3人 被安打1 被本塁打1(7回ソト・満塁) 与四球1

12 ニール・ワグナー

投球回1 打者3人 奪三振1

14 増田達至

投球回1 打者4人 被安打1 奪三振1

 

【安打内訳(ライオンズのみ、丸数字は打点)】

1本:源田・岡田

2本:浅村②・山川②・栗山④

3本:秋山

 

【連続安打・連続無安打情報】

連続出場・連続安打継続選手

5試合:山川(2,1,3,1,1,2)

出場打席連続安打継続選手

1試合:松井(1,-,-,-,-,-,-,-)

出場試合連続無安打

2試合:炭谷

 

【失策情報】

CF秋山 今季2つ目。7回、桑原のヒットの打球を捕球出来ず、球が転がる間に1塁走者の3塁進塁を許した。

 

パワプロ2018 今日のLIVEシナリオ

 

【総評】

とは言っても、勝ちは勝ちじゃない。

勝てばいいのよとにかく。これが例えば、シナリオのツイでも言ってるけど、山川にホームランが出てなくて、ソトに満塁弾浴びてたらその時点で6-7ですからね。良いんですよ勝てば。何対何でも1勝に変わりはありません。明日からの東京ドームも、どんなに下品にでも勝ちましょうね。