渋井式クロスファイア

野球観戦記。他いろいろ。

【316】PICK UP LIONS 2019 Game:038「渋井大歓喜!"ブログが書きたくなるような試合"は鬼門・福岡で成し遂げる!!」2019.05.15

やってくれました。お久しぶりです。

 

 

こんばんは。渋井です。

約1か月ぶりです。

 

 前回の記事が4月21日の本拠地でのホークス戦。16失点大敗の試合に他球団への羨望の気持ちを書きました。もとより投手戦の引き締まった試合が好きな身として、この球団を応援するにはあまりにも向いて無さすぎるのではないか、そう考える時期が続きました。少し振り返ります。

この記事の次のカードが千葉でのマリーンズ3連戦。3戦のスコアが9-94-18-9の2勝1分。2戦目の7回途中1失点の好投を見せた本田圭佑を称賛する記事は上げるつもりだったが、翌日の馬鹿試合でまとめていた記事の内容が全く思い出せずにお蔵入り。続く4月27日のバファローズ戦、多和田が6回途中4失点の3点リードの場面でランナーを残して降板すると、2番手・野田昇吾がキッチリ3失点。その裏に4番・山川のタイムリーなどで勝ち越し11-7で試合を終えるも、やはり不安な投手陣。頼れるのは高卒3年目・今井達也と、平井克典・増田達至の鉄腕コンビのみとなっていた。この試合の翌日の4月28日、7回2失点の最高の投球で先発の役割を終えた今井達也に、8回に相手の6四球と栗山のタイムリーで4点を奪い逆転し3勝目が転がり込むと、翌週の4勝目はプロ野球での"令和"初となる完封勝利で達成。5月2日には頼みの綱であった榎田大樹が1軍復帰。初戦を8回1失点の規格外の投球で締めると、4月は.232と苦しんだ秋山翔吾が4安打2本塁打の固め打ち。5月4日は結果的には劇的な試合があったが、やはり苦しむ昨年最多勝の多和田真三郎の姿があった。

※5月4日、今季2回目のサヨナラゲームでした。

 

ここからと言うもの、当然のように四球を与える先発投手陣、球数がかさみ5~6回で降板し、当然のように回を跨いで登板する平井克典、打たれる外国人リリーバー、四球を与える中継ぎ投手陣、回を跨いで登板する増田達至・・・打たれる左腕リリーバー、ロングリリーフで好投光る佐野泰雄、翌日にも佐野が使いたくなるような調子の乱れる先発投手陣、その先発を中5日で回す首脳陣・・・5月5日に今井が完封勝利を挙げて、その後5月11日に今井が5回131球8失点の爆発をするまでの間、5連敗がありました。

 

5月12日、連敗を止めたのは我らの十亀剣さん。7回途中3失点といつも通りの投球で今季初勝利。勝負所で失点するケースの目立つ十亀さんですが、7回にやる3点目が重要な1点になってしまうほど点の取れない打線が悪いくらいに思わないとやってられません。そして昨日5月14日、北九州での試合を11-7で勝利し、福岡に戻ってきての今日です。

先発はここまで4試合の先発で防御率4.76、2勝2敗の本田圭佑。6回3失点のQSを毎回達成して防御率4.50になる計算ですから、4.76という数字はようやっとる。期待に応え5回4失点と試合を作る。デスパイネに2本打たれているホームランがやや余計だったか。打線は本日第一子が誕生した4番・山川穂高に、こちらも2本のホームランが飛び出す等、6回までに3得点。2番手に登板した森脇亮介が3イニングを1安打無失点に抑える完璧な投球で流れを引き寄せると、9回に森唯斗から9番・外崎修汰がこの一発。

パ・リーグTVさん、マルチアングル好きすぎ問題。

9回を増田達至さんが締め6セーブ目。未だ黒星はありません。森脇さんはプロ初勝利。チームにとっても大きすぎる、鬼門・福岡で粘りに粘っての逆転勝利でした。

 

各選手の成績の下降は否めないが、現時点で借金1。"まだ"借金が1"しかない"と捉えるべきです。ここからは上がり目しかない。はず。です。